Nicotto Town



夏の思い出

私はその夏その温泉を幾度も訪れた。

だがグリーン車に乗ってそこに向かったのは覚えて
いるのだけど

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夏にピッタリな小説

第1回 「夏にピッタリな小説賞」 主催 かいじん島ブログ編集委員会

最終選考作

「夏場所とTシャツと○○な私」 かいじん3 (東部地区在住)

「八月のアップリケ」      かいじん7(かいじん特別市)

「2014年のど根性がえる」  かいじん237(南かいじん市)

「海の日にビーチで素肌...

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雨の日曜午前2時、その部屋に彼女はいた(後編)

「ごめんなさい、気がつきませんでした><」

部屋の右隅に座っているゆり44が言った。

ゆり44 : ごめんなさい、気がつきませんでした><

会話履歴が更新された。

「こんばんは」

僕はもう一度、今度はどこかでPC画面を見ている誰かに向かって
文字を入力した。

K-02 : こんばんは

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雨の日曜午前2時、その部屋に彼女がいた (前編)

夜の九時近くになっているので臨海工業地帯方面に向かう一両編成のワンマン車両には
僕の他には3人しか乗客がいない。

車内から眺める車窓の外の雨の夜の風景には段々と住宅の明かりが減って来て
倉庫と空き地が目立つ様になって来た。

この臨海鉄道と並走して埋立地に向かって伸びている道路を、10tトラックが...

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目を瞑ってその海を想像する。

初夏が過ぎた頃の、空から降り注ぐ陽光に一面の波が煌めいている
すっきりとした青さで広がっている海だ。

かつてそんな海と家族と共に生きて来た女性とインターネットを通じて
2年半ほどの期間、ささやかな言葉の交流を続けていた。

彼女が語る、海と共に暮らすその地での暮ら...

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