『曲輪にさく桜』というタイトルで
- カテゴリ: 自作小説
- 2017/09/25 00:07:08
『曲輪にさく桜』というタイトル
そこで詠んだ犬和歌(犬も食わないというあれ)
戦国時代のお侍さんを偲び、春から秋にかけての物語ふうに詠まれています。
※曲輪とは、土の城の一角で柵や土塁に囲まれています。かなり粗末です。風光る けふのくるわに さくはなよ あらよの武士は なむと思はむはなのみは あすの...
自分の思った事、感じたままを人に伝える事って実は難しい。「なにそんなんで感動するわけ?」って事が往々にして起こりうるからだ。
『曲輪にさく桜』というタイトル
そこで詠んだ犬和歌(犬も食わないというあれ)
戦国時代のお侍さんを偲び、春から秋にかけての物語ふうに詠まれています。
※曲輪とは、土の城の一角で柵や土塁に囲まれています。かなり粗末です。風光る けふのくるわに さくはなよ あらよの武士は なむと思はむはなのみは あすの...
とても大切なもの
とても大げさな話だが、なくなってしまった
奥にしまってあった物、とても大事だった
ポケットへも入れておいた物、とても愛おしかった
取り上げられたんだか、自分から投げたんだか・・・
無くなってしまったことには、変わりなかった
裸で放り出され、一人ぼっちになったとおんなじだっ...
ある老師がおった。
来る日も来る日も、城の語り部として、丘の東屋に膝を休めていた。
「先生、こんなことを聞いたらなんですが、なぜでしょうか?」
「うーむ、君の言う通りかもしれない」
「どういうことですか?」
「この丘の上に来ない、理由が見つからないんだ、なぜだろう?」
「そうだったんですか、なら仕方...
安房里見家当主義豊は、叔父である実堯の不穏な動きを察知していた。「もしものときは、仇敵北条の手を借りてでも義豊派を打ち倒せ」実堯にしてみれば、それが実堯派国人領主連合の本意であり、里見家二大派閥の避けられない定めであった。
七月二七日の夜義豊は、実堯と通綱を稲村城に呼びつけて、誅殺したのであった。そ...
妹のことで、記憶に残っている事を書き留めておこう!
時は小学6年生、私の担任は小林先生で、かつてはどこの小学校にもある、特別なクラスの担任だった方だ。
どういう風に特別かと言うと、ちょいと難しいのだが、つまり差別や偏見がある風に聞こえてしまったら謝ります。
当時知恵おくれや、自閉症等の児童が学ぶ、学...