どうしたのだろう涙が止まらない夕べの最後の晩餐あなたの好きなイタリアンおいしかったのに
ぎこちない会話に心は冷え切っていたもう夏だというのに雪降る街にいるようでだれも暖められない
もう随分とたったあなたに出会った時からあそこに何があったのだろう手と手がぶつかって何をつかんだのだろう
互いの絡ま...
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どうしたのだろう涙が止まらない夕べの最後の晩餐あなたの好きなイタリアンおいしかったのに
ぎこちない会話に心は冷え切っていたもう夏だというのに雪降る街にいるようでだれも暖められない
もう随分とたったあなたに出会った時からあそこに何があったのだろう手と手がぶつかって何をつかんだのだろう
互いの絡ま...
あの日もこんな日だったあなたがこの浜辺にいたのはその目は遠くを見ていたかすかに吹く風に前髪を揺らしながら丸くなった背をしていた
どうしたの何があったの私の知るべきではないけどあなたの背中が泣いているようで声もかけられなかった
私も同じ愛を捨てに来たの長すぎた愛が一つ宙に舞うようでそっと飛ばしに来...
影踏遊びをしていた頃が懐かしい追いかけて追いかけて鬼が追いかけて影を踏むせめて影を踏みたかったあなたが去った日の夕暮れ時
ついて行きたがった私の影ができるものなら私から離れてでもそれもできなかったむなしく浮かぶ影一つ
二人で決めたこともう何も挟み込めない見送るだけしかできなくて私だって行きたかっ...
ここのところ
雨音ばかりが響く部屋
雨に濡れた窓ガラスからは
何も見えないけれど
今の私にはそれでいい
二人でさした大きな傘も
片隅に忘れられたままで
再び役に立つのを待っている
そんなことはもうないけど
私も待っている
雨の季節は嫌いだ
いやでもあの頃を思い出す
心もしっぽりと濡れて
涙の...
雨音はショパンの調べ
言い古した言葉だけど
あの時のあなたとの出会いは
まるでこんな風景だった
カフェで流れるショパンの調べ
あの日もこんな小雨の日だった
出会って 出会って また出会って
偶然だろうか
笑顔を交わす二人だった
そして
紫陽花を追って歩いた
紫陽花は一時の花
やがて枯れる日が...