【第6話】シン ラジオ・ガール
- カテゴリ: 自作小説
- 2024/09/25 21:49:42
※今回は、「俺」ではなく、新入部員の甲斐名都(1年 美少女? 天然系)の視点からのお話です。誤解ないように(笑)※
何だか先輩最近おかしい。
もうすぐ夏休みだから、みんな浮かれてるのはなんとなーく同意できるんだけど。
実は先週、地震があったのに連絡も取れなくてちょっと困っちゃった。先輩は大丈夫だった...
なんでも思いついたことを書いてます^^
※今回は、「俺」ではなく、新入部員の甲斐名都(1年 美少女? 天然系)の視点からのお話です。誤解ないように(笑)※
何だか先輩最近おかしい。
もうすぐ夏休みだから、みんな浮かれてるのはなんとなーく同意できるんだけど。
実は先週、地震があったのに連絡も取れなくてちょっと困っちゃった。先輩は大丈夫だった...
夏休みに入る1週間前の日曜日、俺は隣の市にある、花と緑で有名な公園に来ていた。沢山の人出で、公園はにぎわっていて。しかも天気もいい。俺はペットボトルの水を口に含んで、木陰で立ったまま周囲見渡していた。
デート? ちがうちがう。この公園は、全くもって俺に似つかわしくない場所だが、実はここに来たのには訳...
★前回までのあらすじ(クラスに馴染めない俺は、幽霊部活の天文部に在籍していた。ある日、ラジオから流れた、同じ年の地元の同じ年の女子からのリクエスト曲をラジオで聞き、ちょっとやる気が出たのか部活に行きだした。新しい顧問の槇原”コミュ障25歳独身女顧問”と、新入部員の美少女甲斐名...
まあ 俺はそんな幼いような乱暴な、それでいて(ベビーフェイスっぽい。で、スタイルもけっこいい)案外男子生徒人気の高いマッキーとボヤボヤ過ごしてたんだ。
1週間のうち、最低3日は部室に行く。もちろん、天文学の事なんて何も知らない。部室で会えば、マッキーとケンカ半分で言い合いをする。
時にはクッションが...
実は俺は、こっそり(と言うほどでもないけど)文化部に入っていた。今時、まったく流行らない天文部だ。とは言っても部員は2年の俺だけ。 なぜ俺がこの部にいたかって言うとね…同じ出身市の先輩が、新入生だった俺を無理やり引きずり込んだって簡単な話で。熱心でもない先輩が何で?って思ったけど、まあ...