大地はあの日
自分の肌に刻み込まれた無数の傷を
洗い流すため
はげしく身を震わせ
大きな波を呼び寄せた その夜はとても美しい星空だったというが
見上げた者はいない
夜空の星を妨げる明かりもネオンもないというのに 地上が火に包まれ
暗闇が恐ろしいほど世界を支配した
人々は自然を...
昔、昔ギリシャにゼウスという神がいました。
その末っ子の名前はヘルメス!
その800代目の子孫が僕ちゃん!
決して嘘八百ではありません。
自由気ままな僕は泥棒や山賊の守り神
大地はあの日
自分の肌に刻み込まれた無数の傷を
洗い流すため
はげしく身を震わせ
大きな波を呼び寄せた その夜はとても美しい星空だったというが
見上げた者はいない
夜空の星を妨げる明かりもネオンもないというのに 地上が火に包まれ
暗闇が恐ろしいほど世界を支配した
人々は自然を...
人は何を苦しみ、何の不安を恐れるのだろう
他人のことに関わりを持たぬ
そんな世の人々
テレビでは殺人などの犯罪や止むことのない戦争を
ニュースキャスターは無表情で
そして淡々とその恐ろしい内容の原稿を読み
テレビのこちら側ではそれを当たり前のように見ている
僕ら...
答え合わせをしようとして
そんなものはないと言われ
うろたえ涙ぐんだりしていた
何かを探し何かを求め
私は何も知りえぬ日々を生きてきた
答えられない問いはない
天上に輝く星々の運行のように
永遠の法則のもと世界は美しいその秘密にいつか触れることができるように
君たちは学ばなくてはな...
一番伝えたいこと
言えなくて
一番言いたくないこと
言ってしまう
一番分かって欲しいこと
分かってもらえず
一番知って欲しくないこと
知られてしまう
僕の笑顔は
たくさんの後悔に変わって
あの日の希望に満ちた瞳は
虚ろな目に変わっているのだ...
どんなに綺麗な言葉より
どんなに熱い眼差しより
「好き!」
の一言がいちばん嬉しかった 君だけを見つめ
君だけの声を確かめ
君だけのことを感じ取り
君だけのぬくもりを抱きしめる 音も...
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