Nicotto Town ニコッとタウン

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まどろみ

黄砂と地震と何もない夜

揺れは終わった
街はそのまま残っている 何も壊れていないのに
何も守られてもいない 遠くの砂が空を覆って
ここにいる理由もないまま
同じ夜が落ちてくる 誰が決めたわけでもないのに
壊れるものと
残るものが分かれていく 意味はどこにもない それでも朝は来る 選ばれたわけでもないのに
また...

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早すぎる夏の濃い

夏の濃い、はじまりの合図。
日差しが濃い、影まで濃い、記憶の輪郭もやけに濃い。 まだ名前も知らない誰かに、少しだけ近づく気配。
それが恋かどうかはわからないけど、
とりあえずこの季節、全部まとめて濃いことにしておく。 蝉の声も濃い、風もぬるくて濃い、
炭酸の抜けたソーダみたいに、時間がやたら...

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なお…コメント

優しさや誠実さは、本来、誰にでも開かれている資質のはずだ。
いわば公共財のように、持ち主を選ばず流通している。 けれど現実の受容は、どうにも中立ではない。
同じ振る舞いであっても、それが“意味”として成立するかどうかは、
しばしば発信者の外形に依存する。 言葉は内容だけ...

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許可されない夜

UNITYとVisual Studio
GitHubの海に潜る夜
あるはずのリポジトリは
どこにも見つからない鍵はあるのに扉は閉じたまま
「権利がありません」と冷たい文字
申請して、待って、また確認して
時計だけが進んでいく3時間という名の迷路
同じ場所をぐるぐる回りながら
小さなミスか、見えない設...

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宇宙が閉じる — 特異点の詩

遠くが消えるんじゃない
近くが、逃げ場を失っていく 空間は縮んでいるはずなのに
どこにも「端」が現れない 逃げても、逃げても
同じ場所に近づいていく 時間は進んでいるのに
「あとどれくらい」が意味をなくす 時計は動いている
でも、その針は
どこへ向かっているのかわからない 光が遅れる
...

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