Nicotto Town



11月の雨の中へ

11月の雨が運んできてくれたものそれは冷たい触感
11月の風が運んできてくれたものそれは秋の香り
傘のはじく軽やかな雨音目に映える鮮やかな赤や黄色
そして濡れた地たに鏡のように色濃く映る景色
でもその色は悲しくその音は寂しく
その景色は潤み肩が震える
手探りで歩き始める濡れた体で
雨の中たった一人で...

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花言葉

花言葉そんな優し気な言葉があった
それは誰かが勝手に作り上げたたわ言それは私の心に決して踏み込めない
花野に咲く赤や黄色や紫や白やピンクの花びらはいったい誰が彩色をして
いわし雲の下にそよぐ葉の緑色はいったい誰が染め上げたのか
その花びらに書かれた見えない言葉を誰が信じるのだろう
美しい花びらは何も...

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美しい事象

秋の風が吹いたそれは冷たく
心が二つに割れてしまった激しく突然に
夢も二つに割れてしまったそして砕け散った粉々に
この物語を書いたのは誰私に無断で
あなたは究極に美しいでもあなたはそれを知らない
この私が見つけた愛すべき事象を
優しい風がすべてを壊した
声が聞こえる泣いているのですか
遠ざかる足音を...

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米津玄師のパプリカ考

どうでもいいこと
パプリカ・・・米津玄師のパプリカ
初めて聴いた時からどうも気になる
「パプリカ 花が咲いたら晴れた空に種を撒こうハレルヤ 夢を描いたなら心遊ばせあなたにとどけ」
ってあるけど「晴れた空に種を蒔こう」のところ
①晴れた空に向かって、あるいは空自体に種を蒔くのか「に」は所・方向を指定す...

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秋雨の森の中

木漏れ日が優しく目に映る木々に反射する光が静かにダンスをしている
先ほどまでの雨も止み落ち葉を踏む音がリズムを奏でる中
私の呼吸がそっと交じり合う
子守唄を聴いた時のような程よい安心感が心に漂う
ふいに遠い思い出がよみがえる
母は父はあの時の友はいったい何処へ行ってしまったのだろう
一人歩くこの道の...

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