2012.3.31.花の色
- カテゴリ: 学校
- 2012/04/01 09:10:57
薄い茶色の舞台の上に
白い布地の四角になって
そっと花台が添えられる
斜めに掛かる園旗の横の
高めの演台向かいに挟み
まだ見ぬ幼子優しく思い
そっと香りを放ってく
ここにどんな子座るだろう
一段上から見渡して
銀の脚した新顔の
並んだ椅子を向かいに迎え
そっと潤い含んでく
...
薄い茶色の舞台の上に
白い布地の四角になって
そっと花台が添えられる
斜めに掛かる園旗の横の
高めの演台向かいに挟み
まだ見ぬ幼子優しく思い
そっと香りを放ってく
ここにどんな子座るだろう
一段上から見渡して
銀の脚した新顔の
並んだ椅子を向かいに迎え
そっと潤い含んでく
...
小さなジョウロを
両手で持って
水を汲んだら
しゃわしゃわしゃわ
お天気の良い
大きな庭を
小さな足が
駆けてゆく
春を迎える
小さな花が
そっと開いて
輝いて
小さな瞳
いっぱいに
受けた朝日を
映し出す
歩き出した先
見上げれば青空
雲ひとつ纏わずに
聳える木々を抱く
山はただ
そよぐ風に身を任せ
色合いを増し
雄大さに
そっと包まれる
一転して
空は灰色に
風が切り裂けば
雨はまだらに打つ
水面が激しく揺れて
鳥たちは姿を隠し
息を潜める間に
時はゆっくりと流れた
射し込む光
穏やかに明けて
風景は一転
季節を呼び込む
春の嵐のこと
西を足元に
白い光が染み渡る
真昼の色は遠くへ
淡く青く溶けて
朱と紺の境には
夕焼けの眩さ
輝きを表す色の名は
金と言っただろうか
燃え上がり街を照らし
下り始める帳さえ
煌きを湛えるままに
暖かく包まれて
ゆっくりと時が移る