カゲプロ カノが風邪を引いたらしいです
- カテゴリ: 自作小説
- 2014/02/08 22:22:25
ピピピッピピピッ
体温計の音が鳴った。
僕は自分の熱を測っていた体温計を取り、温度を見た。
38.6度。
熱だね。
完全に風邪引いたね・・・。
昨日、大雨の中スーパーに買いだしにいって傘差さないで帰ってきたせいかな・・・。
すると部屋の扉をトントンとノックする音が聞こえてきた。
「カノ、いつまで寝...
ピピピッピピピッ
体温計の音が鳴った。
僕は自分の熱を測っていた体温計を取り、温度を見た。
38.6度。
熱だね。
完全に風邪引いたね・・・。
昨日、大雨の中スーパーに買いだしにいって傘差さないで帰ってきたせいかな・・・。
すると部屋の扉をトントンとノックする音が聞こえてきた。
「カノ、いつまで寝...
「今日は何処に行ってたの??」
お母さんが優しい顔で僕に聞いてきた。
「今日はね、友達と公園でかくれんぼをしたんだよ!」
僕はお母さんに聞いてもらえて嬉しかった。
「そうなの、良かったわね^^」
「うん!」
そんな毎日が崩れていった。
「何やってるのよ!!」
今日のお母さんは少し怖い。
さっきも...
「ねえねえ、つぼみ、今日は何して遊ぼうか。」
あれはいつのことだろうか・・・
お姉ちゃんは私に優しかったな・・・
まるでアヤノお姉ちゃんみたいだった。
「ねえねえ、つぼみ
今日は何して遊ぶ??」
この人は私の大好きなおねえちゃん!
だけど、私はママの本当の子供じゃないからこの家で私と話してくれ...
僕は今日も朝から欺いていた。
なんで能力を使ってるかって??
それはね
―約束を果たすためだよ。
でも、この能力を使いっぱなしにしてると仮面が取れなくなっちゃうからな~・・・
だからと言ってキドにこのことを言ってしまうと殺されるかもってくらいの勢いで殴られるだろうな~・・・
今日は部屋に篭ってい...
*キド*
「カノ。起きろ。」
俺は部屋の前でカノを起していた。
「入るぞ。」
悪いとは思ったがカノを起すために俺は部屋に入った。
だけどそこには誰もいなかった。
「・・・・カ・・・・ノ・・・??」
ベッドの上に手紙が置いてあった。
この字はどうみても見飽きたカノの字だ。
『今までお世話になりました...