馬鹿だなぁ、って もう誰も言わない あの帰り道に 君はいない コンビニの灯りだけが 去年と同じ顔をしている 遠回りの意味が なくなった道を それでも遠回りしている自分に 気づいて、少し笑った 誰もいないのに 風の匂いがする あの日と同じ匂い 体だけが覚えていて 困る 言えなかった言葉たちは まだここ...
馬鹿だなぁ、って もう誰も言わない あの帰り道に 君はいない コンビニの灯りだけが 去年と同じ顔をしている 遠回りの意味が なくなった道を それでも遠回りしている自分に 気づいて、少し笑った 誰もいないのに 風の匂いがする あの日と同じ匂い 体だけが覚えていて 困る 言えなかった言葉たちは まだここ...
馬鹿だなぁ、って君は笑う
夕焼けに溶けるその声で
わざと遠回りした帰り道
理由なんて、言えるわけないのに 馬鹿だなぁ、って自分でも思う
気づかないふりをしているだけ
並んで歩くこの距離が
少しでも長く続けばいいなんて コンビニの灯り、風の匂い
どうでもいい話で繋ぐ時間
本当はひとつだ...
銀河の瞬きを模した、青白き液晶の祭壇
私は指先という名の、震える巡礼者を走らせ
魂の破片(ログ)を、光の速さで君へと捧げた。
しかし、運命の歯車は冷徹な沈黙を奏で
通信という名の、透明な糸は断ち切られた。
「ユーザーが見つかりません」という、墓碑銘のような文字列が
私の網膜という名の、古...
春は、少しだけ背筋を伸ばさせる。
新しく買ったジャケットは、まだ布の硬さが残っていて、歩くたびにかすかな音を立てる。ズボンの折り目はまっすぐで、どこか自分まで整えられたような気がした。足元の白いスニーカーは、汚れを恐れるほどにまぶしくて、けれど同時に、どこへでも行けそうな軽さをくれる。 いつもの道...
利益が出ない会社は
未来を語らなくなる 代わりに始まるのは
可能性の検死だ その案は甘い
その前提は弱い
その数字は楽観的すぎる 言葉はすべて正しい
だからこそ何も生まれない 彼らは賢い
外す理由を見つけることにおいて 当てることには
もう興味がない ゼロにすれば失敗はない
ゼロにす...