.あぁ、ぼくがどれだけ叫んだってあなたとの距離はひらいていくいっぽうだ。
あぁ、ぼくがどれほど嘆いたってあなたとの記憶は薄れてゆくばっかりだ。
ありがとう、ありがとう、さようなら。
カラスの亡骸を踏みつける素足は綺麗だ。
ありがとう、ありがとう、さようなら。
終電の光が夜空へ消える。
ありがとう、あ...

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わたしがもしかみさまだったら、きっとこんなことで悩まないのにちっぽけな自分を自覚して、泣く夜なんか来ないのに
あのね、わたし、ずっとずっと、卵になりたいんだたまご一個分の重さくらい、身軽で居たいぐちゃってつぶれたっていいよ来世があかるいんだ、わたし。
ねぇねぇ、にんげんって、なんでこんなに重いん...

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わるくち。わるくち。すぐ、いなくなったあとの。そうだね、彼女は異端者。こちらが理解できないことを平気でやる。わるくち。わるくち。あのね、空気が澱んできた。気づいてないのかな。ねぇ、ねぇ。わるくち。わるくち。知ってる。あなたちのほうがここでの正義。一般常識と照らし合わせても強者はそちら。それはいいの。...

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絵も文も歌も写真も創作も。好きだけど真剣じゃない。いつか辞める準備を始めてて。このまま、真摯に向き合わずに、中途半端で、死んでいくんだろうなぁと思う。
でもたぶん、それが “ 普通 ” で。何者にもなれないことが一般人たる私の役割なんだろうね。と模範解答のつもりで唱えて、...

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死ななさそうな人になりたい。本当は死んじゃってたとしても「あの子は何処かでまた何かしらやってるから最近姿が見えないんだな」って思ってもらいたい。死んだ時に死んだって知られたくない。







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