今日も34℃
街中の公園の地面も
喉が渇いたと悲鳴を上げています
公園にはベンチが3台あります
なにやらその内の1台が騒いでいます
何で僕の所だけ
日陰にならないんだ
誰も座ってくれないんだ
真夏の日が強すぎて暑すぎてね
そうですベンチの表面は
お尻が燃えるくらいの熱さになっています
他...
今日も34℃
街中の公園の地面も
喉が渇いたと悲鳴を上げています
公園にはベンチが3台あります
なにやらその内の1台が騒いでいます
何で僕の所だけ
日陰にならないんだ
誰も座ってくれないんだ
真夏の日が強すぎて暑すぎてね
そうですベンチの表面は
お尻が燃えるくらいの熱さになっています
他...
今、雨が降っている
気温は下降気味・・・
汗をかきかき公園を歩いていると
何処からともなく声が聞こえた
もしもし
すみません
お願いがあるのですが・・・
ん、なんだ
何か聴こえたみたいだけど?
ここはカンカン照りの街の公園
いつもは遊んでいる子供も休んでいる老人も
誰一人としていません...
黒い無限の空間の中に
私の心は浮いていた
それは銀色の尾を長く引き
彗星のように流れていた
私に手足は無かった
ただ流れるままに進んでいた
何処かへ向かって
息を吐くように
全ての成長が止まるような
究極の寒さの中
私の心は凍りつくことなく
今日も歩みを止める事が無かった
はるか遠くに光...
空白に爪を立てる
その傷口から愛の欠片が溢れ出る
暑い夏がやって来た
半年前
私は愛をはらんだのだ
吹雪く冬の日に
クリスマスキャンドルを見つめながら
それは疑いのないもの
確信だった
そして
あなたの影すら見えない春の日も
涙で霞む幻の中に
咲く花の香りの中にあなたを感じていた
空が...
京都の夜
鴨川の土手の上
川面を見つめ
打ち上げ花火
ヒュルヒュルと天に舞い
落ちてくるは落下傘
ついでに見える空飛ぶ円盤
四条通を歩く
人、人、人
絣の着物が美しい
提灯が明るく鉾を照らしだす
新町通りに入る
夜店、芋を洗うような人
売り声に掛け声
それ以外は聞こえない
ここにも鉾はそそり立...