黒猫目日記115 (釣り堀防衛軍Ⅹ)
- カテゴリ: 日記
- 2014/04/25 18:16:34
春も盛りを過ぎた。
青葉の季節へ向かう眩しい日差しの中を随分過ごしやすく成ったものだとつらつら感じながら食材調達に出かけた。
久しぶりに街の釣り堀に顔を出そうと自然広場に足を踏み入れると何やら賑やかな声が聞こえてきた。
『釣り堀を脅かすこの、未曽有の危機に何卒皆さんの力を貸して下さい』
ややっ!あ...
春も盛りを過ぎた。
青葉の季節へ向かう眩しい日差しの中を随分過ごしやすく成ったものだとつらつら感じながら食材調達に出かけた。
久しぶりに街の釣り堀に顔を出そうと自然広場に足を踏み入れると何やら賑やかな声が聞こえてきた。
『釣り堀を脅かすこの、未曽有の危機に何卒皆さんの力を貸して下さい』
ややっ!あ...
春真っ盛りである。
街には色とりどりの花が咲き乱れ宙を舞う桜の花びらが春本番の訪れを祝うかのように降り注いでいる。
浮かれ気分で広場に出かけると不思議な方と出会った。花の妖精殿と申されるそうな。
ガーデン島より春の陽気に誘われて街に遊びに来られたとか。
この国の草花のタネはすべてガーデン島で生まれ...
この街の一角にはヒツジ学園と云う学び舎がある。
農菜園や楽団なども充実した学校だか、服飾系の授業もおこなっているようだ。
以前、服飾学部の裁縫道具なども売りに出されて人気を博していた。
教職員の大半が羊なだけあって素材、教材には事欠かないのではないか。
その、学園の校長より手紙が届いた。
『今度、...
チョコ屋の御曹司が窓辺の想い人の許に届けと数日かけて作り上げた階段は無事完成を迎えた。
思い合う気持ちを広く世に知らしめたが為かどうか、どうやら二人の恋は許されたらしい。
二人で美味しいチョコレイトを作る為に、この世界のどこかに旅立って行ったそうな。
そうこうするうちに街はまた新たな様相に変貌して...
いつの間にか2月も半ばを過ぎてしまった。
今年の節分も鬼のご一家が参られてニコット山の神社の境内で何やら催しをされておった。
子鬼たちはすっかり大きくなってもはや一人前の鬼の風貌になって居った。
今年は半被や観光地などでよく見かける顔出しぱねるが当たるとか・・・
(これは鬼殿達にはないしょだが( ...