Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

硝煙とインク:あるいは言葉の真実について

魂の削られていない安全な言葉ほど、読むに堪えないものはありません。その退屈なインクの羅列に、銃口を向ける創作詩_

硝煙とインク:あるいは言葉の真実について並べられた言葉の列には
夜の冷気も、歩き疲れた靴底の響きも足りない
辞書をなぞっただけの安全な表現で
誰の心を動かすつもりだ?着飾っただけの、中...

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孤高の燃え残り

バーの重い扉を押し開けると
冷徹な夜気が、火照った喉を容赦なく撫でた。
アスファルトに落ちる足音だけが
この無口な街の、唯一の規則(ルール)だ。さっきの男の、哀れな横顔が脳裏をよぎる。
他人の人生に寄生し、安い道徳を吐き散らす怪物。
だが、あれは未来の俺の姿ではないと、
一体誰が証明できるというのだ...

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規格外エラー:自動排除(システム・パージ)のログ

深夜2時のダイナー。
ネオンの灯りが、冷めたスープの表面で歪んでいる。「俺の若い頃は」
背後から聞こえる、カビの生えた説教。
彼は、かつて自分が仕えた古いルールブックを
さも自分の勲章のように、繰り返し読み上げている。哀れなものさ。
自分の頭で一度も疑ったことのない「組織の論理」で
他人の生き方に、...

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雨と霧のなかの星屑

五月のまんなかの つめたい夜に
ひそやかな雨が 窓を濡らしてゐた
ひろがる霧は 遠い街のあかりを消し
ぼくの部屋を 小さな繭(まゆ)のように閉じ込める見えない空の はるか奥底で
星屑は 雨にまじって零(こぼ)れているのだろうか
風は もうだれも訪れない庭から
湿った草の匂いばかりを 運んでくる幸福(...

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失われた星々の夜に

五月のまんなかの つめたい夜に
ぼくは ひとりで たたずんでいた
窓のそとには かえらない青い闇と
こぼれおちる星屑の かすかなため息ばかり風は はるかな忘却のように
ぼくの頬を つめたく撫でてゆく
そこにあったはずの きみの面影(おもかげ)
呼びかける声は 風にかき消され
ぼくは だまって闇を見つ...

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