Nicotto Town



黒猫目日記110 (ガーデンイベントアマリリス)

松の内もとうに過ぎ正月の浮かれ気分も消え失せたころ、ロミオなる人物より手紙が来た。
逢瀬の叶わぬ思い人にせめて好きな花を贈りたいが店では手に入らぬので庭を借りて栽培して欲しいとのこと。
愛しい方に花を贈るとはまた風流な。
はて、ロミオ殿とはいったいどのような方であっただろうか。とんと記憶にないなー(...

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黒猫目日記109 (レア魚 招き猫の小判)

年も明けて暫らくすると流石に煮しめや雑煮にも飽きてきた。
久しぶりに焼き魚が食いたくなって釣り堀に出かけて行った。

正月早々釣り堀の熊おやじ殿はすでに店番に入って居られる。
「おっ!旦那。おめでとう御座います。初釣りですかい。大漁をねがってますぜ。」
おやじ殿もご健勝で何より。本年も宜しくお頼み致...

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黒猫目日記108 (マッチングイベント)

連日北の果てまで通いつめると流石に体が冷えてしまい、家に帰るまでにガチガチに凍りつきそうになる。
今日も冷え切った体を温めるべく家に帰り着くと同時に風呂桶に飛び込んだ。
ふぃ~~~~っ(  ̄3 ̄) ああ、生き返る・・
天空をよぎるオーロラは確かに幻想的でじっといつまでも見ていたいがあの寒さではそう長...

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黒猫目日記107 (サンタクロースの国)

列車の運行が始まってしばらくすると路線はサンタクロースの国まで開通した。
かねてからサンタ殿より招待状が届いていた事もありさっそくお招きに応じて参上した。
列車に揺られて着いた場所はレンガ造りの大広間であった。
暖かそうな暖炉が燃え盛り、会場の中央にそびえるモミの木の周りには鳥の丸焼き、エビフライを...

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黒猫目日記106 (氷の北極祭り駅)

広場の列車の運行が始まった。
列車の前は人だかりでいっぱいで、すし詰めでの乗車を覚悟して乗り込んだ。
しかし、車内は意外と空いており、余裕で座れる。
ガタンゴトンと暫し列車の揺れを楽しんでいたが、やがてたどり着いたところは氷の北極祭駅と名のつく場所であった。
星の瞬く夜空に囲まれた冷え冷えとした広間...

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