黒猫目日記105 (メリークリスマス号)
- カテゴリ: 日記
- 2013/11/25 19:01:19
めっきり増した寒さに囲炉裏端で縮こまる日が続いたが今日は朝から日が差してぽかぽかした陽気になった。
そこで納戸の整理をして溜まったガラクタを片付けようと思い立った。
溜め込んだ雑多な品を整理して虫干ししようと開けていると、今まで忘れていた懐かしい品が幾つも出てきた。
ふと目に付いた一枚の切符。
確...
めっきり増した寒さに囲炉裏端で縮こまる日が続いたが今日は朝から日が差してぽかぽかした陽気になった。
そこで納戸の整理をして溜まったガラクタを片付けようと思い立った。
溜め込んだ雑多な品を整理して虫干ししようと開けていると、今まで忘れていた懐かしい品が幾つも出てきた。
ふと目に付いた一枚の切符。
確...
冬の訪れる前に街の収穫合戦は決着を迎えた。
色合わせで景品が頂けるとの事で昨日は団栗、今日は松ぼっくりと連日籠いっぱいに木の実を拾って歩いたが中々思うような色の木の実が拾えない。
そんなある日、街より粗品が届いた。
これは何じゃ?(`・ω・´) 鍋つかみ?
分厚い生地の手...
秋の深まりとともに山の木々も色づき始めた。
そんな折、街より収穫合戦の案内状が届いた。
先年の秋ごろはまだ街に来たばかりで周り中物珍しいものばかりであった。
特に妖精と云う物を見た事なぞ無く、あのようなチンケな、いやゴホン変わった姿をしているとはつゆ知らなんんだ。
今年は何と、団栗と松ぼっくりの妖...
畑で取れた野菜を売って多少の利潤を上げてはいたが、これまでは使える貨幣が限られていて精々農具や庭の飾りぐらいしか求めることが出来なかった。
しかし、その農業貨幣は廃止となり、変わって街の流通貨幣であるCコインを頂けることと相成った。
それに伴い商業権まで発行されこの度自宅で店を営業できるようになった...
ある、うららかな日差しの秋の日、小さな訪問者が訪れた。
「こんにちはー 黒猫目さん、ごめんくださーい・・・あれ?誰もいないのかしら」
赤い大きなハイビスカスを小粋に頭に付けた茶色い子犬がしきりに首を傾げている。
「あれ?アッシュちゃん。こんにちは」
「あ、ビターちゃん 珍しいわね。こんな所で会う...