【お話】お茶の魔法。
- カテゴリ: コーデ広場
- 2021/02/21 23:44:07
えーっと、ね。
確か、こうで、こう、…ちょっと待ってね。
ポットとカップを宙に浮かべて、お湯を? お湯、あれ?
お茶をいれる魔法、まだ練習中なんだ。ごめん、もうちょっと待って。
美味しいの、いれてあげるから!
***
誰かにいれてもらったお茶。それだけで、ほっとする。
ポットやカップが...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
えーっと、ね。
確か、こうで、こう、…ちょっと待ってね。
ポットとカップを宙に浮かべて、お湯を? お湯、あれ?
お茶をいれる魔法、まだ練習中なんだ。ごめん、もうちょっと待って。
美味しいの、いれてあげるから!
***
誰かにいれてもらったお茶。それだけで、ほっとする。
ポットやカップが...
妖精の森で、大きなりんごを見つけたよ。
むかし、ここに住んでいた魔女のりんごらしい。
毒でもあるの? ってたずねたら、リラックス効果が高いだけで、食べるのには問題ないんだって。
きっと魔女さん、食いしん坊だったんだよ。
とっても良い香りもするし。ジャムにしようかなあ。
それとも、フライパンにバターで...
巨大チョコレート、作ったんだ。
せーの、うりゃ! さあ食べろ。どんどん食べろ。
食べないなんて、選択肢はないからな?
ぼくの造ったチョコレートなんだ。心して、全部食べろ。
***
一応、飲み物も用意してある、ということで。
きっと、軽やかに踊れるわ。
空を飛んでいるみたいに。あなたと。
秘密よ、今日は、足元に魔法がかかっているの。
幸運があるようにって、なじみの妖精たちが、かけてくれたの。
こうしてあなたと会えたのだから、
幸運は、確かにもたらされたと思うのよ。
さあ、ほら。音楽が始まった。
手を取って、輪になって。み...
雪が降っているから、傘をさがしたの。
でも見つからなくて、そうしたら、
倉庫の隅にひっそり、古ぼけた、春色の傘があった。
こんな傘、持っていたかしらって、
不思議に思ったけれど、
手にして、外に出て、広げてみた。そうしたら……、
うぐいすが、来たわ。
花の香りが、ふん...