Nicotto Town


ユウの想いごと


主に読書とか映画とかの感想です。

小説『星の王子さま』

サン=テグジュペリ 著
『星の王子さま』を読みました。
言わずと知れた名作童話だけれど
今の今まで未読でした。
砂漠に不時着した飛行機のパイロットが
別の惑星からやって来た星の王子さまと出会い
地球に来たいきさつを聞くという話で。
大人のための童話ですね。
大人のための童話だけれど
さまざまな人生訓...

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小説『大きな鳥にさらわれないよう』

川上弘美 著
『大きな鳥にさらわれないよう』を読みました。
「自分と異なる存在をあなたは受けいれられますか」
作中のこの台詞が刺さりました。
私も含め現実社会の多くの人々への
問いかけであるような気がして。
滅亡の淵に立たされた
人類を存続させるために
人間を地域ごとに隔絶し
地域固有の遺伝子集団を...

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小説『黄色い雨』

フリオ・リャマサーレス 著
『黄色い雨』を読みました。
ここのところたて続けに
日本の小説を読んできて
そろそろ海外小説をと思い
どうせなら雰囲気のある
「かちっ」とした小説をと思い
本書を選んでみました。
スペインの山奥の
過疎化が進みほぼ廃墟と化した村に
一人住み続ける男性村人の生きざまを描いた...

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小説『蜜蜂と遠雷』

恩田陸 著
『蜜蜂と遠雷』を読みました。
恩田作品は
定番の名作『夜のピクニック』を皮切りに
これまで数冊を読んできたので
本作が直木賞を受賞したときはワクワクし
文庫本が出たら
ぜったいに買おうと決めていました。
ピアノの国際コンクールに出場した
4人のコンテスタントの若者の
葛藤と活躍を描いた話...

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小説『騎士団長殺し』

村上春樹 著
『騎士団長殺し』を読みました。
「もやっとする」
これが村上作品への
私の正直な感想なのだけれど
暗喩を読み解く能力とか
感受性の豊かさとかを試されるような
小説とか映画とかアートとかは
何かと妄想好きな私には好物であって
村上作品への「もやっ」も
あくまで心地よい「もやっ」であって
...

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