知らないということ。
- カテゴリ: 小説/詩
- 2013/04/15 20:58:29
無知は罪でも悪でもないよ
けれどどうしようもなく
無能で無力の象徴だよね
大人なんかきらいだ。だけどどうしよう。私、大人になっちゃった。
無知は罪でも悪でもないよ
けれどどうしようもなく
無能で無力の象徴だよね
耳が痛むほど音量あげて
思考が停止するほど暴力的な声を
頭蓋骨内に反響させるの
そうすればわたしは世界から消えて
社会の騒音の一部になれる
(しってる?)
(わたし、なんてね)
(このせかいの、どこにもいないの)
「泣かないでよ。
だってあれは、きみのせいじゃないだろう?」
部屋の隅で丸くなっている背中に向けて呟けば
「やさしいね。」なんて言葉が
涙目の微笑みとともに返ってきた
(優しい?・・・ぼくが?
ただ単純に五月蠅かったのと泣く理由が理解不能だったから言っただけで
正直、...
世界を拒否することが 容易くて
受け入れることは 難しいだなんて
誰がいったの?
ただうなずけばいいだけでしょう
(それを邪魔するプライドなんて、)
(傍から見ればただの我儘)
ダブルのアイスの重なり部分
あたしはきっと、そんな奴
ストロベリーチーズケーキとチョコミントが混ざって
微妙な色と味してんの
気にしない人が大半で
でも気にする人は絶対に許してくれないんだよね
これも個性だし、
あたしのそんなところに はまって好きだっていってくれる人もいるから
これが短所...