ささやきが聴こえる
遠い世界から
それは夢の中
いいえそれは現実に
目を閉じた
再び暗い世界が始まる
雨の音が聞こえる
寂しげに
こんなに激しく
降り続いているのに
心の共鳴は
泣いているかのよう
そっと話しかけてくる
あなたは誰
息を潜め
ガラス窓の遠くを見る
流れ落ちる
幾つ...
ささやきが聴こえる
遠い世界から
それは夢の中
いいえそれは現実に
目を閉じた
再び暗い世界が始まる
雨の音が聞こえる
寂しげに
こんなに激しく
降り続いているのに
心の共鳴は
泣いているかのよう
そっと話しかけてくる
あなたは誰
息を潜め
ガラス窓の遠くを見る
流れ落ちる
幾つ...
心が欠けてしまった
奪って行ったのは誰
残された心で動いているけれど
愛が抜けてしまったみたい
潮が引いてしまった砂浜の
微かな湿り気が心地よいように
愛が引いてしまった心にも
多少の湿り気が残っている気がする
それが記憶の底にあるから
あたたの残像は消える事が無いのね
ねぇ、あの時の風が...
私の会いたい人・・・
会いたい・・・
会いたい・・・
あっ、痛い!
どうしたの急に痛いって?
足に棘でも刺さったの
そんな訳ないじゃん
ここは繁華街よ
それより誰かが私を叩いたの!
叩いたって誰が?
痛い!
誰?止めて・・・!
だって誰もいないよ
痛い、誰なの・・なにこれ・・・痛い!
...
わたしの朝食・・・
というよりか気になったのが
バナナスタンド
我が家にもあるけど
鍵がぶら下がっている
で自分でもう一つ下げる所を作って
分けて鍵を吊るしてあります
買って以来バナナを吊るしたことが
一回もありません
バナナってそんなに大切にしてまで
食べるものなのか?
そう思います
...
車窓から何気なく外を見ていた
すると少し離れた所に
白、いや銀色に光る花が視野に入った
通り過ぎる花を目で追った
それは花では無かった
枝が大きくうなだれる様に折れ
深くおじぎをしている
その葉の裏側が白銀色に光を反射している
その木の緑の葉の中に折れた枝の葉裏が
銀色に浮いて見えているの...