桜も散り始めて
改めてあなたを想う
私にとってどんな人だったか
私の心のなんだったのか
今はもういないあなたの
桜が散る
やがて葉桜になる
柔らかな新緑に変わる
そんな変化に
私は気づいていたのか
いつしかあなたの目が
遠くを見るようななった
私の肩越しに
...
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桜も散り始めて
改めてあなたを想う
私にとってどんな人だったか
私の心のなんだったのか
今はもういないあなたの
桜が散る
やがて葉桜になる
柔らかな新緑に変わる
そんな変化に
私は気づいていたのか
いつしかあなたの目が
遠くを見るようななった
私の肩越しに
...
雨が降る
風が吹く
花散らしの雨
誰が名付けた言葉だろう
今私の心の桜にも雨が降る
桜を北上したいね
あなたは言った
でもそれは無理
せめて目の前の桜を愛でよう
お互いの心の中の桜を
でも つぎの季節には
私は一人だった
あの人は去って行った
...
桜並木を歩きながら
桜はね、散り際まで花を落とさないんだよ
あなたは言った
今はどうだろう
ここにあなたはいない
何度通った道だろう
あなたと片寄あって
今歩くこの道を
なぜ一人なんだろう
風景は変わらないのに
風に散りゆく花びらが
その答えを知っていても
...
雨が降る
春の気配を消さないように
雨が降る
すぐそこにきていそうな
春が待っている
どこへ行ったのだろう
去年の春は一緒だった
あれから一年
今年は一人で待っている
かすかな香りの花達を
夜は桜花は見えない
誰が言ったのだろう
夜桜がきれいだと
もしかし...
二月に入って
たまに暖かな日がある
都会に降った雪の日陰にはまだ残って居るけど
時折吹く生ぬるい風が
春の先導車になる
そう2ヶ月
あなたと別れた日から
指折り数えなくても
自然と心に浮かんでくる
あなたは何をして居るのか
楽しかった記憶も
何でもない笑いも
...