Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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恋のドライブ

車を降りたくなかった
一人ぼっちになった部屋に
もう半分からになった部屋は
何を待っているのだろうか
空っぽになった私の心か


どこを走らせたのだろう
あてもないドライブ
帰りついたのは不思議
何かに押されたように
戻ってきたのだろう


もう誰もいない部屋は
きっと広く見えるはず
出て行くあなた...

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雨上がり

嵐が去った後には
青空が顔を出して
その吸いこまれるような青に
足早に雲達が
どこかに行き先を探している


あなたはどこで昨夜を過ごしただろうか
一人アパートの一室で
それとも誰かと一緒になって
もう別離を決めたあなたの事など
聴く由もないけれど


道路のあちこちに水たまり
飛び越すように歩く人...

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記念日

秋が段々と近づいてくる
長い髪を風になびかせ
引いては返るさざ波が
小さな砂を持って行く


人々が集う季節も終わり
砂浜に残る人もまばら
サンダルを波にぬらして
終わった夏を追いかける


一時ワインで乾杯しましょう
それで話を続けましょう
花と話題に包まれて
今日は結婚記念日


何時の事かは忘...

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夢模様

いつだってそうだった
二人でケンカをしたときに
あなたはいつも折れてくれた
本当は私の方が悪いのに
ちょっぴり大人のあなたが好きだった


休暇がとれたらどこに行こうか
行った時がないテーマーパーク
でも本当にあなたが好きなのは
草むらに寝転んで
眺める雲をじっと見ること

お弁当を作って
車に乗っ...

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そんな人だったなんて
思わないけど
私も裏返っていたのかもしれない
どちらが悪いわけじゃない
隠れた破片が落ちただけ


もう恋はできない
正直なつもりでいても
どこかで迷っている
私の暗い部分を
見せたくはないから


本当ならもっと
あなたに愛されたかった
裏側なんてどうでもよくて
今の私を信じ...

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