Nicotto Town



ブログふっかーつ!!
そんな訳で、書きたい事を書きます。

それだけです。

哀しい女達3

で、私の「取調べ」が始まった。
話に聞いたコース料理を食べたいが為にバックレル(死後になってるかも知れないので解説を入れる。「しらばっくれる」)私に、思いっきり頭を殴られる。
ぶっ飛ぶ私。
「たべたいもん!」と必死に抵抗する私。
証拠の電話の側のメモ帳の一番上の紙が半分ちぎれているのを見せて、自白を...

>> 続きを読む


哀しい女達2

其の1~2週間前に私は学校から父母宛に1通の封書を渡された。
私だけに渡されたらがっちりと糊付けされた封書を必死に開けて中身を確認して親に渡すかどうかを検閲するんだけど、クラス全員に渡されたので其のまま親に渡した。

其の前に知らない男から電話が掛かってくる事件が起きているから、其の電話が来たときは...

>> 続きを読む


哀しい女達

私は彼女を押しとどめようと腕を掴んで押し戻そうとしても、其の腕は細いのに強かった。
私はじりじりと屋上のヘリに追い詰められて行った。

屋上のヘリは私の腰まであったら何とかなったのかも知れないが、太ももの所位しかなかった。

私は「自分が死ぬか、よけて彼女が死ぬのを見てるか」のどっちかの選択を迫まれ...

>> 続きを読む


女の子を連れての再婚は慎重にの続き

兎に角自殺は食い止めた。

誰も居ない屋上でしばらく座り込んで居た。
自分の体力の全部を使い切った感じがした。
僅かな残り火で其処に座っていた。
彼女は完全にあの私が引っ張るブラウスの襟首の僅かな部分で全身を支えていた。
何せ彼女の足が私の目の視界に入っていたから。

彼女が何を思ったのか、足を次第...

>> 続きを読む


迷ったけど、誰かの役に立つなら

其の日は暑い日で私は一番後ろの廊下側。
クーラーなんて無い時代だから、窓と教室の戸は開けっ放し。
私は静かに教師の隙を見て椅子をずらし、しゃがんで、横にずれて椅子を戻し、隙を見て教室の外に出る。
いつもの風の通り道がある教師用の玄関(生徒用はしまって鍵が掛かっている)の階段を上がって、増築されたため...

>> 続きを読む





月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.