モグラ・・・その14
- カテゴリ: 小説/詩
- 2015/09/04 02:20:34
「警察に連絡をしますか」サンちゃんがモグラに言った
振り向いたモグラを制するように武志が携帯を手に取った
「私のせいだ、ゴメン陽太郎」
その時車の止まる音が玄関口の方から聞こえた
ピンポーン
チャイムが鳴る
「はい、どちら様でしょうか」
ヴィーナスが疲れ切った声で答えた
扉の開く音がした
「...
「警察に連絡をしますか」サンちゃんがモグラに言った
振り向いたモグラを制するように武志が携帯を手に取った
「私のせいだ、ゴメン陽太郎」
その時車の止まる音が玄関口の方から聞こえた
ピンポーン
チャイムが鳴る
「はい、どちら様でしょうか」
ヴィーナスが疲れ切った声で答えた
扉の開く音がした
「...
続きが気になるマンガ・・・
書くと本をもらえそう・・・
では!
昔はマガジン、サンデー、ジャンプを
回し読みをしていた時も・・・
自分はマガジンかな
手塚治虫の「火の鳥」とか
横山光輝の「三国志」も・・・
似顔絵?をかいて送ったら
名前が載った事も
もっとも全員が載るみたいでしたけど
...
数日が経った
入口に飾ってある絵の中の白い箱はまだ存在している
冷たく澄みきった水の中で無言で佇んでいる
武志の状態もそのまま
食事はするもののただベッドに横になっている状況が続いていた
「パパは大丈夫なの、治るの」
陽太郎が涙目でモグラに訴えた
「時間がかかりそうだけどきっと治るから心配は...
行って見たい社会科見学?
頂けるのはスペースシャトル??
月に出来た宇宙発電所
ダイレクトに受けた太陽光を
効率よく電気に変え地球へと電送する
出発は朝の6時
品川沖から月へのシャトル便が出ている
眠い目をこすりながら
東京ニュー環状線の品川駅からモノレールに乗り到着
友達Mは京浜急行の...
さて、物語の第2ラウンドの始まり・・・
森の家に宿泊客がやって来たのは
連絡が入った三日後であった
その日も暑い日だった
容赦なく真夏の太陽が照りつけていた
サンちゃんは
ヴィーナスに言われた通りの薬草を探した
汗びっしょりになりながら
山の中を飛び回った
そして籠にいっぱいの薬草を入れ...