あなたの好きなエバンスは?
- 2011/11/04 20:40:32
投稿者:こういち
こんばんは♪
サボって、サークルに意見を書かない ダメな管理人です、、、^^;;;
rihitoさんとやりとりしてて、急に思いつきました。
以前尊敬する、じゅんた先輩が、コルトレーンの好きなアルバムについて
意見を募ってましたので 自分もあやかって「ビル・エバンス」のアルバムで
好きなアルバムについてご意見をお聞かせください。
例
(好きなアルバム)
ワルツ・フォー・デビイ
(理由)
音・演奏の質・臨場感 全てにおいてJAZZのアルバムの中で
最高位です。
それ以外に凄いのは、JAZZを何十年も聴かれたベテランの方から
JAZZを聴き初めて間の無い人全てが満足する力を持っています。
うちには、CDが3枚と、レコードが1枚ありますが そのときの気分で
聴く媒体を聴き分けています。
そのくらい大好きなアルバムです。
http://www.youtube.com/watch?v=xywRgMbZXzo&feature=related
何度聴いても、飽きないな~♪
確かにリラックスした気分をアジア絵ますよね
ジャケットの女性が
ベルベットアンターグラウンドなどでけだるいボーカルを聞かせた
ニコ
色っぽいですよね、へへへ
このチャックイスラエルさん、ブランダイズ大学におられたとか
↓
「Moonbeams」ピアノトリオ作品ですが、こちらの演奏はとても甘い官能的な音で
演奏しています。このアルバムも隠れ名盤の一枚です。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=4NTxWQfMSsA
ここのサイトでも、名前が良く出てくるベースの名手ラファエロが事故で無くなり
その後任として、チャック・イスラエルが少し控えめなベースをスローテンポで弾く。
とてもリラックスした気分で聴けるアルバムです。
コメントありがとうございます。
御紹介していただいたアルバムは、どれも聴いたことの無いものばかりで
たろうさんの、造詣が深いことに感銘したのと、まだまだ自分が未熟者であることを
改めて痛感しました、、、
ご紹介いただいたアルバムについて、調べてみますと、殆どが後期の作品で
エバンス氏も、フリーっぽいことを、やってるアルバムも何枚かあるんですね。
オーネット・コールマンや、ドルフィーと競演しているのは驚きでした!
が相場ですが
マイルスとのカインドオブブルーのようにコンポ編成でも素晴らしい演奏が聞けます
私のお気に入り(my favorite things)ベスト10上位に来る
ブランダイズジャズフェスティバル
ジョージラッセルとガンサーシュラー指揮によるジャズオーケストラ
やや左よりというか前衛的なジャズ
中でもジョージラッセル作曲のオールアバウトロジー、
ミルトンバビット(何者?)のオールセット
でのビルエバンスのピアノは本当にスリリングで緊張感にあふれる素晴らしい演奏です
昔はしょぼいジャケット6曲入りが
今はビルエバンス名義で、3曲追加されているみたい、探していますがなかなか見つかりません
http://www.amazon.co.jp/BRANDEIS-JAZZ-FESTIVAL-EVANS-ORCHESTRA/dp/B000AN025K
ビルエバンは、あとガンサーシュラー関連の
オーネットコールマン、ドルフィーも入っている
ジャズアブストラクションで何曲か、ピアノ弾いてます。
クリスクロスのピアノ、スゴイ
ここでのスコットラファロのベースにはぶっ飛びます。
ジョージラッセルのジャズインザスペース
ポールブレイとの連弾もいいです
はて、どっちがどっちかわからん、ライナー見ないと、情けない・・・・・
ビルエバンスはやっぱり、ジャズジャイアントですね
とても真面目なコメントを、ありがとうございます。
一般的には、rihitoさんのおっしゃるコメントが正しいと思います。
まさに、マイルスがカインド・オブ・ブルーを作る直前に メンバーを集めて
録音したもので、そのせいか演奏が若干ハードな気がします。
受け狙いで下記のコメントを書きましたが失敗でしたね、、、^^;;;;
お口直しに、「あなたと夜と音楽と」(You and the Night and the Music )をお聴きください。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=p1gYSbF_VFY
う~ん やっぱリズムの取り方が、ファンキーですね。
ラファエロもいいですが、チェンバース(BLUENOTEの看板ベーシスト)も凄し!
枯葉の名演が入ってるのは、にこっとさんの紹介してくださった 「ポートレイトインジャズ」
ですね。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=auS5u2IHqPw&feature=related
じつを言うと、CDの中には、2テイク入っていて上の紹介したのはTAKE2の方です。
TAKE1よりアドリブのかけひきが、より強調されてる気がします。
youtubeで、聴いてるだけでウキウキしてきましたwww
ドラムがフィリー・ジョーとベースがチェンバース。マイルスの黄金コンボですね。
カインドオブブルーの直前のアルバムらしいのですが、このすぐ後ぐらいに、ドラムがジミー・コブに変わったのでしょうかね。ジミー・コブのドラムはもう一つなので、フィリー・ジョー・ジューンズの豪快なドラムとのセッションも聴いてみたいきもしますね。でも、どうせなら、もう少し後のアルバムの方がいいかな。
「On Green Dolphin Street 」は、沢山の名演奏がありますね。もち、エバンスにも。
そうそう、ジャケットは綺麗ですね。ぼくには、中央の子どもは、フェンスにまたがっているように見えます。
冬のもやの中、夕方でしょうか。静かな空気が漂っているようですね。
素敵な曲が多いですので、皆さんが挙げておられる曲もかなり好きです。
エバンスのアルバムでジャケットが一番笑えるのは「On Green Dolphin Street 」です。
名演「あなたと夜と音楽と」(You and the Night and the Music )の入った名盤なんですが
ジャケットがよろしくない、、、、
↓
http://www.amazon.co.jp/Green-Dolphin-Street-Bill-Evans/dp/B000000XUS/ref=pd_cp_m_0
橋のど真ん中で、子供が川に向かって オシッコをしているように見えてしかたがありません。^^;;;
これを呼んで、「`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーッ!!」ってなった人は、お気の毒です、、、
頭の中身が 私と同じレベルです。
「ヽ(`Д´#)ノ ムッカー!!」「エバンス様を侮辱するな!」って人は、多分真面目な方です。
「┐(´д`)┌ハイハイ」って人は、多分一番正常です。
しょうも無い話で ごめんなさい、、、、、
遠慮など要りません。どんどんご意見をお書きください。
うちのサークルのモットーは、
・ジャズファンを増やして、ジャズの好きな人を一人でも増やそう・
・みんなで楽しく、意見は自由に (誹謗中傷などの、相手を傷付ける言動だけはしないでください。)
です。
正直自分が、管理人をしてますが、JAZZの生き字引のような方仲間が沢山見えて
いろいろ教えてくださいます。
じゅんた先輩、rihitoさん、にこっとたろうさんを始め 皆さんとても親切な人ばかりですよ。
コメントありがとうございます。 マイルスの話となれば、やっぱじゅんた先輩ですよね。
紹介していただいた動画、なんとかして見ようとしたのですが残念なことに見られません。
BB kingのライブに、マイルスが、ラリッて?飛び入り、、、wwww
想像しただけで、ワクワクしますね。
なんとか工夫して見て見ますね。
マイルスいいですね。力が抜けきっていて、本当に楽な気持ちになります。エバンスのデビーと真逆に感じました。
このときの彼の演奏は、「まどろみ」、そのものですね。あの場に彼の世界がある、のかな?
才能そのもので演奏してるんでしょうかね。皆様、ジャズに対して造詣が深くて凄いなぁと、思います。けど、マイルスって、音楽に対してどういう姿勢を取っていたのだろう、と思いました。色々と他に聴いてみようと思います。
いや、しかし俺って図々しいなぁ、他にもおすすめの曲があったらぜひ教えて下さいな。絵には例えられませんが、いや、全然絵画を知らないもので、女体に例えて感想を述べたいと思います。なんかすけべな感じですね。
それマイルスでっせ
http://www.dailymotion.com/video/x4hv8f_bb-king-miles-davis-live-1973_news#rel-page-1
ジャズの帝王マイルスが電化時代といわれるハード路線時代の1973年の記録、BBキングのコンサートにヤクか酒の飲み過ぎかわからないけど、ちょっとへべれけのマイルス登場。
楽器も持ってきてないようでBBのバンドのトランペット奏者から楽器を拝借してブルースを吹きはじめる。
あっ マイルスの音がする。
マイルスの音は明るくない、そして自分の音がでる。
山ほど空間がある彼の演奏だけど、空間はマイルスの音だからBBはなかなか演奏に入れない・・・そしてたったこれだけの演奏でも真髄を感じれる。
そして、あそこで演奏を終われるなんて・・・ホント半端ない。
音楽を絵画で表現なんて、凄いことできると感心してしまう。
これほどジャズの知識が無いのに、書いてしまっていいのだろうか、まあいいや、書きまっせ。
コルトレーンはあれですね、「30台の専業主婦をしている、清楚だけれども、艶っぽさ出ている人妻」そんな印象を受けました。なんか、清楚な色気を感じました。
アローン聞きました。どちらかと言えば内向的で、繊細ですね。
「自意識がそれほど高くない、若い女性が、綺麗なカフェの窓際で、なんとうなく溜息をついている」、いや、そういう場面を思い浮かべました。「なんでもないけど、ちょっと憂鬱な気分」とか言い出しそうな、これはそれほど緊張感が漲ってないので、聞きやすいですね。デビィの曲とは、全然力の抜きようが違うかんじです。
エバンスと言うと、ピアノトリオの名作が圧倒的に多いですが、独奏のアルバムも
非常に洗練された、美しい演奏も沢山残しています。
その代表作として、「alone」を挙げておきます。
↓ 例
http://www.youtube.com/watch?v=eWcXdw_qze8
このアルバムも、体調が悪い時なんかに聴くと 非常にリラックスした気分になれるアルバムです。
女性の方は、おしゃれな美容室に持ち込んでかけてもらうと いいかもしれませんねww
コメントありがとうございます。
エバンス=モネの睡蓮、rihitoさんの意見に同感です♪
自分もまったく同じイメージを持っていましたwww エバンスの曲を聴いていて
頭に浮かんでくる絵を具現化すると、どうしても印象派の絵画が浮かんできます。
自分は、キース・ジャレットの音楽を聴いてても とても清らかな落ち着いた気持ちに
なれる癒しを感じてします。
コルトレーンは、やはり前衛派の絵画のイメージが強いですね。
自分は、インプレッションズを聴くとピカソのゲルニカが浮かびましたが、シャガールの青の恋人と
ご意見もわかる気がします。
タマヨという画家は、存じ上げなかったので調べてみましたが、やはり強烈な個性を持たれた方ですね。
↓ 例
http://tributograndeza.com/wp-content/uploads/2011/01/tamayo_collage.jpg
ゴーギャンの『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』は、
恐縮ですが自分の意見では、マイスルの「ビッチェズ・ブリュー」の方が合うような気がします。
共通しているのは、晩年のコルトレーンも、マイルスの「ビッチェズ・ブリュー」も 魂の根源を追求するような
音楽を演奏していますね。60~70年のJAZZには、はかり知れない力を感じてしまいます。
思いつきですんません。
エバンスの淡い、純粋な優しさと美しさ、そして甘い響きは、モネの睡蓮はどうでしょうか。
そして、コルトレーンは、特にあの静かなバラードでは、シャガールのブルーの恋人との思い出が、ナイーマに合うように思えます。でも、インプレッションズのような躍動的な演奏に対して、絵画はどうだろうか。
近代絵画では、思いつくのがメキシコのタマヨですが、彼の絵画は明るすぎるかも知れませんね。
でも、最晩年のアルバムには、思いつく絵画があります。
ゴーギャンの『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』を思い起こさせます。
恐らく、コルトレーンもゴーギャンも同じような位置、人とは何ぞや、という境地に立っているような気がします。
「なっるほどー」と思いました。
ライター?いやいやいや、ただの無職のロック好きの兄ちゃんです。でも、ジャズにも興味はありますよー。
エバンスは、コルトレーンのラリパッパぶり(褒め言葉ですぞ)と対極かな、と思いまして。しかし、ピカソかー。
お友達を紹介してくださってありがとうございます。
じゅんたさんも、又トピを立ててくださいなwwww
入会&コメントありがとうございました。
、「walts for debby」のことを、表現力豊かな文章で表してくださいまして感動しました♪
古びた洞窟の奥に置いてある、青々とした苔がびっしりむした塑像が見せる、深い、孤独な影、、、、
ナイスな表現ですねえ~♪
まささんは、雑誌のライターとか、そういった方面のお仕事をされてみえるのでしょうか?
それでは、お返しで文才の無い私からの御返事を、、、、^^;;;;
「エバンスの音楽は、絵画で言うならモネの絵であり、コルトレーンの絵はピカソの絵である。」
「モネが、美しい印象派の世界を切り開きセザンヌやルノアールへと引き継いだのに対し、ピカソは
正確で確かな描写力を積み、思考錯誤の末ゲルニカに代表されるような独自の世界観を開いた。」
自分の頭の中では、こんな風に思っています。
じゃあマイルスはどうなのかって?www
マイルスは、そうですねえ~レオナルド・ダビンチってところでしょうか?
才能が多彩すぎて、他の人達から超越してしまっている。
そんな感じでしょうかねえ?
どうぞ、じゅんたさんを含めて皆様、よろしくおねがいいたします。
まささんは、僕の好きな人です。まささん、コメントありがとうございました。
最近、というか昨日知った曲なんですけど、「walts for debby」
文章で例えますけれど、
「怠惰ではないまどろみの中に、精緻な技巧を施された宝石が見える。しかし、この宝石の外観に、人工的なものは見られず、むしろ自然的であり、形容するならば、どこか古びた洞窟の奥に置いてある、だれが作ったのかもわからない、青々とした苔がびっしりとむした塑像が見せる、深い、孤独な影に、よく似ている」
こういった印象を受けました。エバンスの映像をユーチューブで見たのですが、彼は心の中にむき出しの白刃を持っているような気がします。
感性では無くて、どちらかといえば計算、このテンポ、このテンポ、というような凄まじい緊張感、それと気迫を感じました。
コルトレーンとはま逆のタイプ・・・なんでしょうか?じゅんたさん、教えて下さいな。
自分は、CDショップの店員でも、amazonの回し者でもないのですがwww、
これから、JAZZを聴いてみようかな?って方のために下記のサイトを紹介しておきます。
http://www.amazon.co.jp/ビル・エバンス/e/B000AP5G22/works/ref=ntt_mus_teaser?
自分とrihitoさん、にこっとたろうさんの紹介したアルバムを見ていただいてわかるように
輸入盤なら新品が”881円”で買えてしまうんですね、、、^^;;;;
これにあと、「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」と言うアルバムを加えたら
黄金トリオ4部作は、コンプです。(上手く買えれば4000円でお釣りが出ますw)
この4枚のアルバムは、どれを買っても外れが無いことを保障しますので お近くのCDショップで
探してみてください。それでも心配な方は、YOUTUBEなどで、いくらでも視聴できますから
納得してからお買いになってはいかがでしょうか。
「ポートレイトインジャズ」も、4部作の中の一枚と言うか、JAZZを代表する一枚ですし
なんと言っても、ピアノで「枯葉」を演奏した代表的な(お手本)アルバムですね。
このアルバムも、CDとレコード両方持ってますが、「枯葉」は何度聴いても圧巻です。
ラファエロのベースも弾むようで、ノリノリのところがいい!モチアンの細かく刻むブラシ
素敵です。
いつもありがとうございます。
”'EXPLORATIONS”も、当然いいアルバムですね。
これも、黄金トリオ4部作(リバーザイド4部作とも言うそうです。)のうちの1枚ですが、
ワルツフォーがライブ録音に対し、スタジオ録音なんですよね。
rihitoさんの、スレにも書かせていただきましたが、このアルバムで一番好きな曲は
ナーディスですが、イスラエルも好きな曲です。
エバンス・ラファエロ・モチアンが登場するまでの、ピアノトリオは、ピアノが主題を演奏して
ベースとドラムは伴奏するというスタイルが主題だったのを、3人が対話をするように
アドリブを掛け合う(インタープレイ)ようになった革新的なトリオだったらしいですね。
だからこれらのアルバムを、何度聴いても輝きが消えないのかも知れません。
曲よし、演奏よし、ジャケットよし、ピアノトリオのバイブルだと思います。
すこしジャズを聴かなくなった時でも
このポートレイトインジャズとキースのメロディーアットナイトウィズユー
はよく聞きました。
ほんとポート~は、ピーンと張りつめた緊張感があるけど
安らぎも与えてくれます。
全曲素晴らしいけど、ブルーインリーンがその中でも最高の素晴らしさです。
ところで、こういちさん
坂道のアポロンでの「ビルエバンス」には笑っちゃいますよね。
4部作のスタジオ録音で、全体にソロは短め。その分、ラファロのベースの歌が充実しているようです。
もっと聞きたいという衝動に駆られますが、短いソロだからこそ集中力が要求されるようです。
モダンジャズの開祖、パーカーのソロも実に短いのです。
(コルトレーンの長いソロは、それはまた、違う次元ですばらしいですね)
http://www.youtube.com/watch?v=7U0GhYj4cXo&feature=related
その中でも、ぼくの一番好きな演奏がこの曲"Israel"です。
甘さに流れることなく、クールにそして繊細に、そして軽快なリズムに、美しくも驚異的なテクニックのスコット・ラファロの歌心あふれるベースソロ。