ベンフォールズを聴いていたあの頃のずっと先のこと
- 2024/03/28 12:31:59
投稿者:ケニー
きっとこれからさきおれのことをやんなっちゃうのかもな
そんなふうに考えてみたら なんだろうか そうだろうか
ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、
タイトにつないできた音もほんのすこしの危惧も
やっかいなできこととそれに付随するびらびらのひだも
いちどきに消えてしまうことだってあるだろう
そして、きみはおれをやんなっちゃうだろう
きっとそうだろう
やんなっちゃうだろう
きっとそうだろう
やんなっちゃうだろう
爆弾みたいに
破裂して音と一瞬だけで
あとのこってりとした呆然と、また歩き出すのだ
つまりきっとそんなふうになっちゃうだろう
きっとなっちゃうだろう
あ、と思った矢先にある未来とそれをつむいできた微かな糸がぷつりと切れて
くもひとつない青空に途方も無く
いずれなにかわかるだろうなんてこと
またいつかあえるだろうなんてこと
またいつかドアが開くだろうなんてこと
風が強くふくだろう
きっとそうなっちゃうだろう
きっとそうなっちゃうだろう
なっちゃうんだろう
より恐怖を感じる。