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恋愛論(その4)

投稿者:Litsu☆

前回までで、『恋』とは「性差」を含んだエッセンスが必須の心理的状態であるということ。
また、それにはビジュアル(視覚的要素)が極めて重要な項目であること。などを述べて来た。
ここである精神科医の台詞を紹介しましょう。

「最初にその人と会ってピンときたイメージ、大体はそれが正解なんだよ・・」

いろいろ質問したり、プロファイリングしたり、周辺調査したり、そういうのは勿論大事だが
案外いちばん的を射てるのはそういう最初のインプレッションだということだった。
わたしはそれを聞いてなるほどと得心した。
100%とは言わない。けれど、結構な高確率で人には本能的に相手を知る才能も持ち合わせて
いるらしい。そういう本能的能力が最大限発揮されるのが『恋』の瞬間ではないか?と推論する。

皆さんは「ハッ!」とした瞬間がないだろうか?  (‥わたしにはある。)

それはもう見た瞬間、なのだ。勿論これは必ずしも電撃的!なものを言っているのではなく、
目にとまる。気になる。という類のものでいい。なぜか?その人のことが目にとまる瞬間。
その状況について改めて考えてみた。
じつは、これはもう脊髄反射的に「好き」になってしまっているということなのだ。
言葉を交わすとか、理解を得るとか、相手の気持ちを知るとか、そういうのではない。
見た瞬間に自分の「好き」をその人に向けて放出しているのだ。そこではじめて‥

「‥どんな人だろう?」ってなる。

念押しで付け加えると、ここで言うビジュアルとは一様な美醜基準というわけでは無い。
 (あの目がステキとか、細身が好きとか、野性味のある人がいいとか‥)
どのような好みであるかは、それこそ千差万別で皆が一致するわけでは無いので
個人個人が各々喜びと満足を得られる選択をしているのだと思う。そこについてはとくに
「どっちがどっちが」的に語る必要はない項目と思われるので省略する。

それよりむしろ注目すべきは「性差」による本能的衝動に起因する感情だ。それが無ければ
この「ハッ!」とする『恋』の瞬間は生まれない。 あるていどそこは察して頂くしかない
ので書き連ねることはしないが、これ抜きに『恋』は成り立たない。おそらく脳内では
無意識下に、「ハッ!」とする情動反応を作り上げているのだと思う。そういう意味では
精神的反応ではあるけれど、動物的本能の領域が多く基となっている可能性が高い。

これがいわゆる「好きは止められない‥」的な格言に結びついてくるのだろうと推察する。




つづきます♪




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設立日
2024年02月18日

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