Nicotto Town


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恋愛論(その6)

投稿者:Litsu☆

(皆さんはアバターに『恋』しますか?)

これは究極的な質問であると同時に、哲学的な示唆を含んでいる。

面白いもので、作り手の個性が反映されるアバターにも「好み」というのは必ず出てくる。
クオリティー的に整った美男美女アバターであっても「こっちがいい♪」とかいうのは
必ず生じてくるのであるw
なので疑似的に作られたこの仮想空間でも「ハッ!」とする瞬間は確かにある♪
ただ、リアルとはちがい恒久的な容姿ではないので誤作動の一種と言えなくもないw
しかもこれは二次元の多少動く絵にすぎないのだ。もとより人間(生物)ではない。
まあ、そこはご意見が様々あると思われるが、私個人については、好みの雰囲気のアバターと
お話しするのは、そうでないアバターと居るときより高揚感がある(笑)
あと、やはり女性×女性で居るときと、男性×女性で居るときとを比べると、異性混在のとき
では場に漂う空気感が異なる。コレは人間が動物である以上、否定しようのない事実なのだ。
例えアニメーション・グラフィックスの殻をまとっていても根本的には変わらない。

アバターも性差を意識して体形が作られており、私たちは視覚情報としてそれを認識している。
そこには「性差」が存在していると言っていい。ヒトには目がある‥そうならざるを得ないのだ。

もう一つの重要な点は、「他」をそういうふうに認識するとともに、「自」に対してもそういう
認識が視覚情報によってなされるという事だ。つまりは「おのれ」が二次元的に描かれた
美男美女になったと誤認識するのである。これは極めて大きな自己の曲解だ。もはや生物ですら
ないものに自分を投影させているのである。 ただ、日本ではアニメーション文化が随分
昔から浸透しており、二次キャラに自分を映し込むことは意外に容易なのかもしれない。

分かりやすく表現すると?
このアバターは「わたし」であり、そのアバターは「あなた」なのだ。(紛れもなく。)

以上述べたように、この仮想の街ではこのような誤認識の美男美女達が闊歩しているのである。
しかもここではリアルの社会属性やお金、地位、名誉、などはほぼ意味を成さない。
すべてプレーンにリセットされた状態で、誰でもログインすることが出来てしまう。

私はこれまで『恋』には「性差」を含んだエッセンスが必須であり、それにはビジュアル
(視覚的要素)が極めて重要な項目であると述べて来た。そしてビジュアルにそれ程の優劣が
生じない場合、その人の内面、分かりやすく言えば「こころ」のありようが、「キモ」となる事を
暗示してきた。これは、ニコッとタウンにおいては、その心の内面が「魅かれ合う要素」として
より挙上してくるということにつながる。‥ある意味、これはリアルより濃厚な精神接触となる。
良く言えば「ピュア」悪く言えば「むき出し」の個性‥。

ここは、リアルでは経験し得ない「魂の世界」でもあるのだ。

‥もちろん?

アバターと言うモノ自体リアルの個人を視覚的に体現さえしてない以上、私達がこの町で繰り広げ
ているのは「誤解」のオンパレード、嘘八百だ。そんなものをいちいち信用するわけにはいかない。
チャットでは文字情報しか伝わらず、いいことばかりしか言わない人も居るし、匿名性ゆえに
無制限に言葉を荒げる人も居る。大人も子供も老人も男も女も、同じ平面世界で歩き回っている。

(翻って現実のリアル社会で私達は、それほど物事を正しく「理解」できてるのだろうか?)

そう考えると、浮世もこの世もバーチャル世界も、確定、不確定、真、偽、清、濁、の程度
バランスの違いこそあれ、自己→三次元の実体 自己→二次元の実体 に投影されて営まれる
という構造については同じ、と言えるかもしれない。しかも先述したように、ニコタでは皆
「外観:ビジュアル」での悩み苦しみからは基本的に解放されたものたちの世界なのだ。
ここでの交流が、リアルではぜったい経験できない類の可能性を秘めている。その事については
ある程度認めてしまってもいいのではないでしょうか?


さて?‥皆さんはアバターに『恋』しますか?





おわり♪

アバター
2025/12/18 15:33
>シフォンさん
そうそう♪ そういうの見つけると「わぁ~♪」ってなって
「どんな人だろう?」ってなりますよね? (*´艸`*)
コメントありがとうございます^^
アバター
2025/12/18 10:58
現実、かっこいいや可愛いアバターはいるよね。アバター自体に恋することはあると思う。



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設立日
2024年02月18日

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