マイルスはなぜ偉大なのか!
- 2009/04/29 00:27:38
投稿者:こういち
皆さんから、意見が殺到するのを期待してコメントを書きますwwww
集英社文庫 中山康樹著 「超ジャズ入門」という本によると 面白いことが書いてありました。中山氏は、熱心なマイルス信者の方なんですが マイルスがなぜ偉大な
ジャズミュージシャンなのか その理由を次のように上げていました。
1、ビ・バップの時代から その時代その時代に合わせて新しいジャズのスタイルを開 拓してきた。彼無しには、モードジャズとか フュージョンは存在しなかっただろう。
2、マイルススクールと 言われるように彼が発掘したミュージシャンは、後世に名前を 残すような有望なジャズミュージシャンが星の数ほど居る。
(キース・ジャレット、チック・コリア、ハービー・ハンコック、ジョー・ザビヌル、ビル・エバンス、ジョン・コルトレーン、ウェイン・ショーター、マーカス・ミラー、ロン・カーター、、、等)
3、彼は気難しい完璧主義者としても有名で、競演者には 想像を絶するような緊張感を与えた。それが功を奏して、だれもが彼のアルバムの中では最高の演奏を 行っている。その代表例が、カインド・オブ・ブルーで 当時売り出し中のキャノンボ ール・アダレイとコルトレーンとをぶつけさせたり ビル・エバンスをいびったりして緊張 感の局地のような演奏を行っていると言われている。したがってマイルスと競演した ときこそが そのミュージシャンの最高の演奏を聴くことが出来る。
のだそうです。 皆さんは どう思われますか?
うわー、すげー間違っちまった。とりあえず酒のせいにしておこうw
俺が言ったつもりはプレステッジのディグのことで33回転アルバムの最初のやつだった。
これは、ジャッキーの初レコーディングでスタジオにパーカーが来てたやつでミンガスもコンセプションでは参加していた(クレジットはされていない)ロリンズ、ブレーキーもいる。
ブルーノートのはその後の10インチから12インチになった最初のやつだね、ごめんなさい。
うん、俺もこれ好きですよ!ディグもいいよ。
ルディ・ヴァン・ゲルダー、至上の愛を思いだす。
コルトレーンの発掘は発掘職人マイケルカスクーナもやったけど、あんまりでなかったね・・・残念。
近年はオラトゥンジ・コンサートがでた、すごかったね。ハーフノートのワンダウンワンアップは途中で終わってる理由が分かってムカついた、最低のライブ会場だな・・・・でもトレーンの後期はハーフノートが多いし良いのもある、むむむむ・・・・・でもでも、もっとすごい演奏ができたんだよ
最近66年のニューポートライブが発掘された、注文したけどまだ届かないな
じゅんちゃん、こういちさん、
マイルス・デイヴィス・オールスターズ vol1 & vol2
大正解です。
総師アルフレッド・ライオンと共に音楽を築き上げてきた、
ルディ・ヴァン・ゲルダーが、自ら24ビットリマスターを施したCDなのです!!
いつも貴重なコメントありがとうございます♪
若造が横から口出しして、差し出がましいかも、、、とは思いましたが
マイルスのBULENOTE盤2枚と言うのは、恐らく
マイルス・デイヴィス・オールスターズ vol1 & vol2だと思われます。
BULENOTE盤には、歴史的名盤の宝庫と言われているレコードNo、1501~1600番
(通称1500番台)というのがあって ご質問のあったマイスルの2枚は
栄えある 1501番と1502番を得ています。
アルフレッドライオンの期待の大きさがうかがえますね。
詳細は、下記のサイトに載っていますので ご参照ください。
→http://bluenote1500.dotera.net/
(追伸)
先輩達の、マイルスに対する理解度の深さは、自分なんかには足元にも及びませんよ、、、^^;;
DVDは持ってますけど、ブルーノートの2枚ってなんだ??
俺は70年代のマイルスはブートも含めって相当持ってるけど(希望があればネットにアップするよ)
12インチに変わったときってプレステッジのマラソンだと思ってた、ブルーノートの歴史的2枚って何だろう?
あー、俺のマイルス理解度の低さがばれてしまうっっ
こんばんは、、、、
もうなんか、話が深すぎて自分のような若造がコメントの出しようが無いっすよおwwww
でもJAZZの話で盛り上がるのが、当サークルの趣旨ですから どんどんマイスル談義を進めましょう^^;;
(ごめんなさい、、、、気の利いたことが書けなくて)
よって、一ヶ月前に話は戻りますが、
(じゅんたさんがお休みの日でビールを飲まれていた日です)
じゅんちゃん、それは誤解です。
マイルスが初期・中期・後期、晩年とスタイルを変えていっても、
マイルスはマイルスでありまして、
実は、どの時期のマイルスも大好きなのだ!!
以前も言ったことですが、ジャズ系のギタリストの名前を覚えない性分で^^/
じゃんちゃんが前から言っていたピートコージー!も、そうか、アガルタね!・・・みたいな。
自分は、ウィスキーを飲むと何故か
「カインド・オブ・ブルー」か「ラウンド・アバウト」が聞きたくなります。
「カインド・オブ・ブルー」は、59年ですから、50周年ですね!
「レガシー・エディション」は2CD+DVDのかたちで発売され、
マイルスのセクステットが残したライブや、未発表音源が収録されていますが、
やはり、ボーナストラック無しの、ノーマル盤が好きです。
DVDは、59年に米CBSテレビで放送されたマイルス・クインテットと、
ジミをリスペクトしたギル・エヴァンス・オーケストラの共演!!
ギルとマイルスは、48年以降のつきあいだけど、気が知れているんだね。
そして、マイルスのことで言いたいのが、
ブルーノートに残した貴重な2枚。
ちょうど、ブルーノート・レコードが10インチから、12インチに切り替わった時期の、
歴史的な2枚だね。
僕は、12年くらい前に、この24ビット・リマスター・CDを手にして以来、
しびれっぱなしなんだ!!
上記DVD、興味のある人は是非、言って欲しい^^/
こういちさん、じゅんたさん、WINS! さんの益々のご活躍を 誇りに思う。
俺も楽器辞めてますが、最も行けてる時期でも最悪ですよ、ホント恥ずかしい。
え~怒ってないけど、WINSさんが酔っ払ってるからじゃないですか、自分に怒って下さいw
ところで友達減らしちゃうんだけど、実は、電化マイルスのライブ好きで、特に75年の大阪ライブの「アガルタ」が一番大好き。
マイルスのラップ化は、サンシティっていうアパルトヘイト反対のラップの重鎮を集めたコンセプトアルバムへの参加や時代の流れから、予測できたけど・・・まさかイージーモービーと組むとは思わんかった、はい、「ドゥバップ」は俺もいまいちです。
でも、ホントにマイルスはスゴイですね、そういえば、彼が死んだとき外国にいました。
マイルスの75年見たかったな、コルトレーンのバンガード見たいな。
コルトレーンのトピ立ては、リーダーに任せますよw 前にもバラード、至上の愛があったよね!?
小生は、もうずいぶん前に楽器から離れた素人ですよ。楽器やってたときだって、下手くそな学生フルバンドでちょこっとです。じゅんたさんと並べられたんじゃあ、いけませんや。
さっきだって怒られてたでしょ?(笑)
それはともかく、小生程度のファンだと、マイルスは広すぎてとても総括できないです。
結局、聴き手がどんなタイミングで彼のどのアルバムに惹かれたか、で決まってしまう。
小生の場合は、「リラクシン」「ワーキン」あたりと「ネフェルティティ」がとても大きな存在。それ以外…特に電化以降はそうそう繰り返し聴こう、とはなっていないですね。
でも、それでもいいかな、と思っています。いろんな嗜好の違いも関係なし。ディ-プなファンか(小生のごとく)テキトーなファンかも関係なし。全部引き受けて、楽しませてくれる懐の広さ。しかも、おちゃらけた感じで楽しませるのではなく、背筋に一本通る緊張感を必ず残してくれる。
晩年、ラップミュージックまで手を伸ばしましたよね。初めは「えーっ!?」て感じで仲間内で騒ぎましたが、そのどん欲さ、好奇心、情熱。これは凄いですよね。なぜ枯れぬか?…と。
…いえ、これは茶化してるんでは決してないのですよ。十分にオッサンの年齢になった我が身を振り返ると、昔より身にしみるのです。
仕事でも仕事外でも、若い子たちとの交流は楽しいけど、それは異文化交流の楽しみであって、同じ地場に立って真剣に共同作業を…となると、腰がひけてしまう。まして、それが若いモンのフィールドであったらなおさらです。
でも、マイルスはやっちゃうんですね。…もっとも「ドゥバップ」はあまり好きじゃないですけど。
あらためて思いをめぐらすと、やっぱマイルスは凄いよなあ…。
ビール飲まずに見ておけば良かったなあ…。
と言いつつ、今も酔っぱらってんですけどね。
ありがとうございますw
ご厚意についてとても感謝します。でもお気持ちだけ受け取っておくことにします。
多分ですよ、じゅんた先輩や、WINS!さんたちのように、自分がその映像を見ても マイスルとケニーのやり取りについて
お二人の半分も理解出来ないと思いますよ、、、、
その理由は、はっきりしていて お二人はギターや、トランペット、SAXを永年演奏して見えたと思います。
そしてその腕も、かなりのレベルだとお見受けしています。(風太さんもそうですねw)
それに引き換え自分は、ただCDや レコード、たまーにコンサートも行きますが1音楽ファンでしかありません。
ですから、他のコメントにも書いているように 音楽の理論とか そういったことがわからないので、じつに幼稚ですが
耳で感じたことしか書けませんのでご了承ください。
でもおふたりの、意見交換や YOUTUBEの映像を拝見して、マイルスの偉大さを痛感することが出来ました。
ぜひ活発なご意見を 載せてくださいね♪
(追伸)
じゅんた先輩
もしよろしかったら、コルトレーンのトピックスを 起こしていただけないでしょうか?
先輩を差し置いて、なんか自分から起こす勇気がありませんwwww
教わってるのは、実は俺達なんだよ。
ミシャ・メンゲルベルクもデレクベイリーも高校生の俺の演奏を聴きたがってな、あー恥ずかしい。
このマイルスのビデオの全貌を見るととってもよくわかるんだけど、WINS!さんは酔っ払ってたから許そうw
俺は良く覚えてるし、暗記する位ビデオをみたよww
ケニーは外した音をそのまま、気が弱くコピーしたでしょ、それでマイルスは、あの顔・・怖い
でも、ホントはプレッシャーをかけてるだけだと思うけどねw
マイルスは、とんでもなく すごいリーダーだから当然バンドメンバーのミスやごまかしを完璧に分かってるじゃない
だから、彼に睨まれたら怖いのよ!でも睨まれた人は幸せでもあるよね、赤城なんか無視されたでしょ。
でもこのおかげで自由になったケニーの演奏は、とっても素晴らしいのさ。
youtubeではみつけられないけど、俺はビデオ&DVDを持っているよ、ダビングしようか?
お二人の、熱い意見交換楽しみに拝見させていただいております。
もうレベルが、めっちゃくちゃ高くてなってきましたねえ~ 自分はまだまだお二人の領域までは まだまだ追いつけそうも
無いですが 勉強になります。ありがとうございます。
う~ん この動画はいづれも 凄いインパクトがありますねえ~^^;;; 本を読んだりして マイルスのカリスマ性とか
統率力、気難しいさとか知ってはいましたが この映像は凄い!!!!
だって 一本目の映像なんて 最初ケニーを すぐ横でにらみ付けているだけじゃないですかwww
もう見てるだけで 想像を絶するような緊張感の中で 自分の持てる力の全てを出し尽くそうとしているのが伝わって
きますねww
WINS!さんの言われる 7分ちょっとのところで しくじった時のマイスルの反応と、ケニーがびびりまくってマウスピースを
意味不明にレロレロ~;; なんかわかるなあ。
日本公演(ライブ・アンダー)の動画、見ました。…というか、これ、小生が見てきたライブ・アンダーじゃないかな。すっかり記憶が曖昧になっている。でも、HumanNatureは聴いたような気がする。マイケルよりマイルスだ~などと盛り上がっていたような。
ところで、youtubeの動画で7分ちょっとのところ。
マイルスのフレーズ後追いで、ケニーが一音違って、すかさずマイルスが演奏中断してちょっとにらむ…のシーン。これは予定されていた演出でしょうか? それとも、ケニーがフラジオ音域をいやがってor面倒がってF♯に逃げたところを師匠が「おいっ~」というところでしょうか?
いずれにしても、威嚇するマイルスの前で、目を合わさずリードをなめなめしているケニーが、ちょっと可愛い。
飼い主に怒られた猫って、あんな反応しますね。
で、そのあと7分40秒くらいのところ、マイルスが(たぶん)外した音を、そのままコピーしてませんか?
いずれにしても、全然覚えていなかった。いかんなあ。
サン・ラのステージでビール飲み過ぎてたかも。
どうも。
youtubeで探したけど見つからない、俺が言ってるのは88年の読売ランドでのライブのHuman Natureなんだけど、前半の部分はyoutubeで見つけたけど後半がない、こいつはトータル15分位全て見てほしい。
WINS!さんが言ってるのは、これだったか・・・完全に自由にされないケニーの心境のことだったのね、WINS!さん
http://www.youtube.com/watch?v=1M75iYZ-_Jg
俺が言ってるのはこれの後半だけど、なぜない?こっちは完全に自由にされるよね、WINS!さん
誰か後半見つけてくれ!
http://www.youtube.com/watch?v=NC2gKUg3L_g
いつも盛り上げてくださってありがとうございます♪
おふたりのご意見聞いてて 思い出したことがあるんですが 中学の時の男の音楽の先生が「交響曲の演奏は、演奏者じゃなくて指揮者によって決まる。」「最高の指揮者は、皆さんの知ってるカラヤンじゃなくてフルト・ベングラーだ。」とおっしゃってました。
先生が言うのは、フルト・ベングラーと言う人は、ドイツの指揮者であくまで自国のベートベンにこだわって ロシアの※※スキーとか オーストリアの※※ァルトとかの曲はいっさい指揮をしなかったんだそうです。
そして非常にカリスマ性のある指揮者で、ものすごく耳が良くて少しでも音をはずそうものなら どなりつけられたとか、、、、
だから彼の指揮をしたベートベンの第9は、他のどんな指揮者にも真似の出来ない演奏をしているんだそうです。
(CDが、1500円くらいで売ってたんで聴いてみたのですが、自分には違いがわかりませんでした、、、^^;;;)
したがってマイルスも、彼と同じようなカリスマ性をもったリーダー(ある意味指揮者)だったのかもしれねいですね。
(追伸)
おふたりが、ご紹介してくださっている演奏シーンの動画の HPアドレスを付けていただくと 非常にうれしいですww
日本公演のかな~、マイルスがケニーにプレシャーかけてるシーン、違うかな!?
自分は、そのあとが好き。
マイルスがケニーを解放して、ケニーがその自由を謳歌するが如く凄い演奏をしたよね、フラジオ連発でドラムのR・ウェルマンも完璧フォローで最高に盛り上がった最後の方で、マイルスもキーボードを弾きながら、何やら叫んで、演奏の終わりにトランペットで一音だけだして人差し指を出す。
マイルスが叫んだシーンは俺も叫びたくなるw
あの絵はかっこよかった。最後にマイルスが、「KENNY」と書かれたパネルを無造作に掲げて、語らずのソリスト紹介シーンも。…にしても、演奏中のケニー君の心境はいかんばかりだったか。
毎℃です、音楽は演奏者とリスナーは違うから、リスナーに絶対はないから認識は自由だね。
演奏者はリスナーを意識しないではいられないもどかしさがある、しかしトレーンは64年以降リスナーの事がわからなくなったっと言っている、ライブビデオでもわかるけど全く意識してないし領域を完全に超えてるんだよね、ふ~。
リスナーは好きな物を選んで自分の解釈をするべきで、何が正しいは全くないのかなってと思うよ、俺は自分の意見が一番好きだけどねw
リョーさん
どうも、読んでますか?あれ。
人種差別とは遠慮なく戦いましたね、アイラーにならずに良かったですよ、ホント。
デイ・ブリーブマンに言わせると、バンド内では、逆人種差別があったみたいですが・・
今日久しぶりに、「Four & More」を聴いたのですが、やはりピンと張りつめた「マイルスワールド」は唯一無二だということに
改めて気が付きました。 やっぱりすごい!!!!
自分は、ハービー・ハンコックのピアノは、どこかお調子者みたいで好きになれないのですが、このアルバムでの彼の演奏は、
そういったところが全く無く 真っ向勝負でスイングしています。
トニーウィリアムズのドラムだって、ビートの刻み方が、他のアルバムとは全然違います。
やはり、、、、マイルスが、リーダーになって演奏すると、全体の演奏が全く違いますね。
ということで、じゅんた先輩、リューさんのご意見が正しいということでいかがでしょう。
マイルスも一度だけ行きました~。あのお婆さん(失礼)元気かなあ?
「共演者を縛る」ということでは、エリントンもそうでしたよね。
エリントンのピアノも個性的だけど、違うとこにもっと素晴らしさがありましたよね。
そういう系統のリーダーって、あとはどんな感じのがいるでしょう?
マイルスが語っていたものを読むと、音楽を通じて人種差別との闘いを意識している感じがありますね。
60~70年代だけでなく、ビバップの時からすでにそうだったのだろうと思います。
マイルスの音楽の緊張感はきっとそんなところからも来ているのでしょうね。
チェイシンザトレーンとA・ブラックストンのインザトラディションvol,1ばっかりかけてもらった俺、むむむ、懐かしい。
その当時と比べ、今は全くダメだね、音小さいし、妙なスピーカーでがっくりだぜ。
MEGの会ってのに偶然参加したけど、つまらんかったな 明大前のマイルスのお婆の方がはるかにグッドだぜ!
マイルスの話だよね、彼と演奏して緊張しない奴はいないだろう、その容赦しない緊張があるから共演者は能力以上の力をだした、まさにリーダーの鏡だろう!
マイルスはダンズミュージックでもファンキーでもない、マイルスは楽しくないのよ、そういう人は違うのを聴こう!
どうもです♪
いや~ マイルスってつくずく凄い人なんだなあ~って思い知らされました。
正直申し上げて 自分は以前マイルスの演奏する曲表面だけを聴いて 気持ちいいだの スイングしてるだのって
そういう判断しかしてなかったんですが、皆さんからいろいろ教えていただけましたし 自分も本を読んでちょっとばかり
勉強しました。おかげさまで マイルスの凄さを痛感出来るようになりました。
次に又面白いお話なんですが、ジャズファンの中には皆さんや中山氏のように マイルス支持者ばかりではありませんで
アンチマイルス派の人もいます。www
その代表選手が、この方もかなり有名ですが吉祥寺のJAZZ喫茶MEGのマスターT島氏という方なんですが
T島氏曰く「JAZZを演奏するときは、演奏者が自由な空間の中で お互い相乗効果で演奏しないと曲が活きてこない。」
(いわゆるインタープレイ)「だからマイルスは、共演者をがちがちに、縛って演奏させるのでけして良いリーダーとは言えない。」
と言うようなことを言ってます。自分が思うにこういうことは、答えがひとつなんてありえないので 一理はあると思いますが皆さんは
どのように思われますか?
いい感じで盛り上がってますね、納得ですw
音数の問題は、ディズとの絡みもあって、生きる道をシンプルな方向に選ばざるえないところもあたんだけどね。
マイルスも初期は、かなり早い音数の曲と演奏をバードにやらせれたりした、客にはばれなかったけど、バードやバンドメンバーにはできてないことがばれて嫌だったと言っています。
マイルス流に言うと『できることをやるんだ』です。そこがホントすごいと思う。音楽的チャレンジは果てしなくしたし、個人の演奏は60年70年は煮詰めたよねw
俺が注目しているのは、演奏の終わり方・・・すごいなって思います。
それに引き替えトレーンは自分を出し切るまで演奏を終われなかった、どんどん演奏が長くなる彼にリーダーマイルスはソロの前にトレーンに「短めになっ!」って言った。
結局、短い演奏ができなかったトレーンは、マイルスに聞いた。
トレーン 『どうすれば短く演奏できるんだろう?』
マイルス 『口を楽器から離せばいいんだよ』
WINS!さん
マイルス時代劇、ロリンズ西部劇とかの、知識と例えの上手さ、相変わらず、さすがw
久しぶりに40~50年代くらいのマイルスの録音を引っ張り出して聞いてみました♪
ありきたりのフレーズを使わないようにしてるからスリリングだし、おっしゃるとおり、「間」を使ったり同じノートを繰り返して緊張感を作っていく所が上手い、ユニークな演奏。面白いプレイヤーですね!
どうしてもこれは好みと思いますが、パーカーと吹いていた頃は、同期のRed Rodneyと比べると個人的にはRed Rodneyの方に軍配を上げてしまいます。たぶんこれは彼とユーモアの感覚が合わないせいだと思います。
ただブラインドテストをしてもマイルスは一発で判る個性とカリスマがあって、なるほどスターになっていったのも頷けるなあといった感じでした!^^
ありがとうございました!
そうなんですよね。ミュートトランペットがなおさらそれを引き立てる。
難解な、あるいは実験的な曲は置いておくとして、口当たりの良いスタンダードナンバーもマイルスが演奏すると、ただ甘いだけでなく、凛とした緊張感が一本通る。
音数を減らして生まれた「間」、無音を操る感覚がすごいですよね。あんなに「間」が多いのに間延びしないんだから。
くわえてアタクシ達日本人は、何のかんの言っても日本の伝統的な美意識をもちつづけている。「空(くう)」だの「無」だの…そんなのに心惹かれてしまう。「贅」やら「飾」やら「饒舌」やらを省き、ピンと張り詰めた厳しさに美しさを感じてしまう。禅のココロでしょうかね。それが和風マイルス解釈。
jazzファンはともかく、普段jazzを聴かない人たちでも、日本人の場合、マイルスは支持されやすいんだそうです。ほんとかどうか自信ありませんが、大昔、そんな記事をどこかで読んだことがあるようなないような。
確かに、時代劇のBGMにもマイルスのバラッドは使えそう。
ロリンズはムリでしょうねえ。西部劇になってしまうなあ。
マイルスに関しては、自分なんかよりズットズ~ト詳しい先輩達が沢山見えますが、演奏者としての彼の印象を言います。
非常に多種多様なスタイルを持って常に時代先駆者だった人ですが、全体を通じて言えるのは、
「けして音数は、多くないツボを抑えた 効果的な音を出すのと、一音一音に対する力の入り方が尋常じゃない、魂がこもっている。」と言った印象でしょうか?
他の皆さんからもっと 的を得たコメントがあるかもしれませんか、、、、^^;;;
こういちさんお題ありがとうございます!
プレイヤーとしてのマイルスはみなさんどうですか?
結構玄人好みな演奏しますよね~♪
不思議なミュージシャンですねえ。
どうもありがとうございます。 やっぱり おふたりに 登場していただき熱い意見が出てこないと 当サークルは盛り上がりませんw おそらく 皆さんも期待していますよ。
風太さん
>モーゼがモーゼであったように、「マイルスは、マイルスだから偉大なのだ」と、思っています。
簡潔ですが 真髄を付く 素晴らしいご意見だと思います。
マイルスは、ある意味 JAZZの創造主なんですよね。JAZZの神様と言われるのもよくわかります。
これも又 風太さんに対して真に恐縮なんですが、かのビートルスも 彼らの活動期間の間に作曲した作品に 現在のROCKの要素がすべて含まれているとか言うことが ある本に書かれていたのを思い出しました。
時代の先駆者と言われる人(グループ)というのは、やはりスケールが違うと言うことですよね。
じゅんた先輩
中山氏のファンだったんですねw この 「超ジャズ入門」の中に もうひとつ面白いことが書かれていました。簡単に言えば この本は、あまりJAZZを聴いたことがなくても ベテランのように振舞える指南書ww的な内容が書かれているのですが、その中に通を振舞うなら みんなの前で「マッコイ・タイナーは、コルトレーンのバックだと最高の演奏をするのに、自分のグループだと演奏が最低だな!」と言えばいい などとふざけたことが書かれていました。^^;;;
自分は、マッコイ・タイナーは、BLUE NOTE盤の「リアル・マッコイ」とかの演奏は、かなりテンションは高いと思いますが、、、
毎度です、風ちゃんエレクトリック・マイルスあんまり好きじゃなかったよね??
俺は、70年代のマイルス電化ライブは好きですね、なかでも大阪公演昼の部『アガルタ』と夜の部『パンゲア』は、聴きこんでますよ~。ピートコージーのノイズコントロールの凄さに脱帽です、その根底にあるブルース魂とのカオスが素敵♡、ソニーもつぼを押さえた王道サックスでいいな。
今日は休みなんでビール飲んでます、ワッツハハ
「マイルスは、マイルスだから偉大なのだ」と、
思っています。
そして、時代に合わせて・・・ではなく、
時代がマイルスに迎合していったのだと、
感じています。
「アガルタの凱歌」を久しぶりに聴きました。
アガルタは、チベット伝承にある至福地底王国「シャンバラ」の首都の名前ですが、
恐らく、マイルスは音楽を通してシャンバラに辿り着いたのではないかと、考察します。
時代がスピリチュアルな方向へベクトルの向きを変えていくのを予言していたかも知れません。
現実的側面は、こういちさん、じゅんたさんの
おっしゃる通り。
中山氏の指摘している上記の3つは、まさに重要なポイントですね。
ところで中山氏の翻訳した『マイルスデイビス自叙伝』は、愛読書なのですw
例外もありますが、3番目のポイントの緊張感はは特に70年代以降のミュージシャンに顕著ですね。
テレビで放送され現在でも良く見ることができる88年の来日公演時にケニーギャレットに与えるプレッシャーと完全に自由にさせるまでのテンションコントロールはすごかったw 能力を120%発揮させる天才ですね!
自分の考えるマイルスの偉大さは、音色とリズム感の暗さ、そしてできることしか決して演奏しない凄さです。
これは、本人のトランペット演奏のことですが、彼の目指す音楽はチャレンジと発展にあるけど、それを引き立て、共演者のすごさを発揮させるのは、マイルスのトーンとビートの暗さだと考えているんです。