猫が出てくるSF作品
- 2010/04/06 22:48:53
投稿者:にゃおこ
SF作家で猫が好きなひとというのはけっこういらっしゃるようで。
小説で代表的なのは
ロバートAハインライン「夏への扉」
でしょうか。
なにしろ献辞に「世のなべての猫好きにこの本を捧げる」とあるくらいですから。
ストーリーは……まあご存知の方ばかりかと思いますが大雑把に言うと、
恋人と友人に裏切られだまされて無理矢理コールドスリープに入らされた
カワイソーな主人公が、苦心惨憺の末に二人に復讐するのみならず
巨万の富と若い嫁(笑)まで手に入れちゃう!
というハッピーエンドな物語。
漫画での私のイチオシは
竹本泉「ねこめ~わく」
超マイナーですがこれに尽きます。
ヒロイン村上百合子はある日突然、猫が直立歩行し、人語を話す
世界に「ご招待」されてしまいます。
そこは実ははるか未来の地球で、人類は猫を進化(?)させた
あと、宇宙のいずこかへ旅だってしまっていたのでした。
……と書くと、なんだかけっこうかっちりした感じに思えますが、
ゆるゆるですw
猫が出てくるSF作品で「これが面白い!」というもの、他にもありませんか?
手前味噌
絵柄は丁寧かつキレイだなあと思いました~(*^_^*)
まあ、劇場版「幻魔大戦」を見たときの衝撃に比べれば、
この程度の脳内イメージとの落差はラクに許せる範囲ですw
脳内イメージと100%合うのは無理ですよね^^;
そうゆう解釈も有りかな><?
で納得できればおkかと^^ノシ
アニメですとな!?
それは全然知りませんでした。
ぐぐったら、Veohでオープニングとエンディングを見ることができました。↓
http://www.veoh.com/watch/v17340288MSzxYmBZ?h1=%E6%95%B5%E3%81%AF%E6%B5%B7%E8%B3%8A%E3%80%9C%E7%8C%AB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E9%A5%97%E5%AE%B4%E3%80%9C+%28OP%2CED%29
本編も見てみたかったけど、グーグルでヒットしたサイトはリンク切れてました(>_<)
どっかで見た絵柄だなぁと思ったら、作画が「赤い光弾ジリオン」の人だった。
作中のファッションが80年代でちょっと笑えました。
あと、原作では「ゴリラがくしゃみしたような顔」と書かれていたジュビリーが
悪役顔ではあるけれどそこそこハンサムに描かれてる。
匋冥は私のイメージでは「エロイカより愛をこめて」の伯爵みたいなイメージ
だったんですが、普通にハンサム系悪役顔。
アプロの声が三ツ矢雄二氏というのは、まあ妥当なところかもですが、
個人的にはもうちょっと太い声の人を当ててもよかったんじゃないかなあと
思いました。
キャラクターの絵とか声とかはひとそれぞれのイメージがあって好みが分かれるかもですが、
まぁ良く再現されていると思いますよ。
機会があれば一度見て下さい^^b
「敵は海賊・海賊版」から読み始め、今は2冊目の「猫たちの饗宴」。
地の文がやや少なめなのと、シリアスな場面ばかりでなく、
ラテルとアプロの漫才(?)がところどころに入るおかげで、
テンポ良く読み進めることができますね。
とくに「猫たちの饗宴」はコメディ仕立てで楽しいです。
天野さんによる挿絵のアプロはちょっと太りすぎなような……(^_^;
私のイメージのアプロはもうちょっとスマートでかっこいいですw
最近、SFからちと離れておりますσ(^^;;
せっかくいろいろご紹介いただいているので、図書館で借りるなりして
読んでみたいと思っております。
とりあえず、風邪を治してから(^_^;
1年半近く板が止まっておりますね^^;
「敵は海賊」シリーズの最重要猫は、アプロよりも白猫のクラーラかもしれません。
国内でだいぶ前の作品ですが、
大原まりこさんの「ひとりで歩いていった猫」が印象的でした。
何か、猫が人に感染する病原体の保菌者になっている。という設定でした。
パラパラとめくっただけで、内容はよく分かりませんでした。
コイン稼ぎに「ニコっと検索」で「クァール」引いたところ、「ファイナルファンタジーシリーズ」にもモンスターとして出演していることを知りました。ダーティペアといい、以外と日本人に好まれているのか。
そうですね、昔は妖怪の権化であった「猫又」も、最近のライトノベル・漫画等々では「九尾の狐」にお株をとられているのが現状です。
「我輩は猫である」も猫の目をとおした形で社会を風刺したようなものですし。
SFという範囲からは少し外れ、伝奇小説という分野に入るかとも思いますが、「鍋島藩の猫騒動」を扱った「怪猫おさん」というのがあります。
猫が、飼い主の敵討をするという筋ですが、猫好きには進められないかな。
「クァール」ですか、確かヴァン・ヴォークトのデビュー作にでてくる生物でしたね。
ダーウィンの「ビーグル号航海記」をお手本に書かれた古典的名作ですが、数多くの科学者達を乗せた宇宙船ビーグル号は、様々な銀河系を探検しているが、そのなかでいくつかの冒険に出会う。その銀河で過去の支配者の手によって、人造的に創造された知的猫型生物クァール、過去に銀河系の支配者であった種族の生き残りであるイクストル、そして、現役の銀河系支配者である巨大ガス状生物アナビス、主人公を含めた科学者達は英知を絞り、対抗してゆく。
そうした冒険と共に、宇宙船ビーグル号内の科学者間の人間的対立にも焦点が当てられていることが名作になった要因でしょう。
このクァールは、「敵は海賊」のアプロにも影響を与えているし、高千穂穂遥の「ダーティペアシリーズ」には、そのままペットとして「ムギ」という名前で登場しています。
あの絵柄がすごく好きなんですが、実は本腰入れて読んだことがありません(^_^;
今も続いてるのか……すごいなぁ~。
話はSFから脱線しますが、ますむらひろし作画の劇場版アニメ
「銀河鉄道の夜」は見ました。
おそらくは本作で宮沢賢治が本当に言いたかったであろうテーマが
わかりやすく示されていて、とてもよかったです。
どれも知りませ~ん。参りました。
最初に読んだときは衝撃的でした。レイ・ブラッドベリィの非条理世界に繋がるけど、違った明るい世界設定だと思いました。
今では、時代が追いついたせいか、物めずらしさは薄くなりましたが、いまだに続いているシリーズ作品です!
ヒデヨシ最強!!
初めまして♪
リストありがとうございます(^_^)
「鼠と竜のゲーム」だけ読んだことがあります。何で忘れていたんだろう(^_^;
抽象的であまり面白くなかったから……かな???
<はてなキーワード>から転載
SFの中の一ジャンル。
条件
* 猫、若しくはそれに類するモノが登場し、作品上重要なファクターになっているSF。
* 作者の猫好きが異様なまでに、作品に反映された作品。
作品リスト(海外)
* ロバート・A・ハインライン
o 「夏への扉」
+ ペトロニウス(通称:ピート)
* コードウェイナー・スミス
o 「ノーストリリア」
+ ク・メル
o 「鼠と竜のゲーム」
+ ク・メル
* ヴォンダ・N・マッキンタイア?
o 「星の海のミッキー」
+ ミッキー
* フリッツ・ライバー
o 「跳躍者の時空」
+ ガミッチ
作品リスト(国内)
* 神林長平
o 「敵は海賊」シリーズ
+ アプロ
* 秋山瑞人
o 「猫の地球儀」
+ (登場キャラ全て)
* 小林めぐみ
o 「ねこのめ」シリーズ(「天秤の錯覚」「羅針盤の夢」「六分儀の未来」)
+ ジゼル
o 「宇宙生命図鑑 book of cosmos」
+ セイジロ
* 吉川良太郎
o 「ペロー・ザ・キャット全仕事」
+ ペロー
* 桜坂洋
o 「よくわかる現代魔法 ゴーストスクリプト・フォー・ウィザーズ」
+ かたまり
海外作品は全て知っていますが、国内作品は「敵は海賊」以外知りません。印象が強いのは、やはり「夏への扉」と「鼠と竜のゲーム」ですかね!
>「クールフェイス」
とっても面白そうですが、残念ながら密林では手に入りそうにないですね~(+。+)アチャー
「シルバ」が主人公の死んだ妹(テレパス)の意思、能力を伝え主人公の活躍を助けるという話です。
SFというより「ジュブナイル」といった方が良いかもしれません。
なつかしいw
白泉社のLaLaで連載されてた漫画ですね。
主人公の猫がしゃべるという設定に、何かSF的裏付けがあればよいのですが、
あれは単なるほのぼのファンタジーですね(^_^;
以前、猫が活躍するSF短編(海外SF)ばかり集めた本をリア友から
借りて読んだことがありますよ。
#あまり面白くはありませんでしたが☆
「夏への扉」表紙に描かれている猫は、主人公が飼っている「ピート」という猫です。
猫型宇宙人というのは面白いですね~w
そうそう、「涼宮ハルヒの憂鬱」にも「シャミセン」という名前のオスの三毛猫(珍しい)が
出てきますよ。
ひょんなことからハルヒに拾われ、主人公・キョンが半ば無理矢理飼い主にさせられて
しまうんですw
「夏への扉」のカバーには確か猫がかかれていました。
黒猫型?の宇宙人が、登場するシリーズに「敵は海賊」というのがありますが、猫の話ではないですよね。