仏教の大前提は、【この世は苦である】です。
仏教の四つの真理は↓です。
　１【諸行無常】　２【諸法無我】　３【一切皆苦】　４【涅槃寂静】
一般論などは、上記の言葉で検索すれば wiki など親切なサイトが沢山出てきます。
ここでは、「一般論はつまらん！」そうなので、禅のひねくれ論を書きましょう（笑）。

　尚、当方が「荒らし」と判断した書き込みは、削除＋通報させて頂く場合があります。
ご注意下さい。

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　人は、行いによって何者であるかが決まります。正直に生活する人が正直者で、嘘をつ
く人が嘘つきです。良いことをすると良い人になり、悪いことをすると悪い人になります。

ということは、アナタが神様になりたいと思って努力すると・・・　神様に近づけるんで
すね。清く正しく美しく、雨にも負けず、風にも負けずに他人様のために尽くしていると、
きっと世間の人はアナタをこう呼んでくれます。「神様のような人だ・・」。


話はスッゴク飛躍（ひやく）しますけど、ある日アナタは幽体離脱しちゃいました。

今だけアナタは幽霊です。ワ～イ！　空が飛べる～　＾＾。そうだ、山に行ってみよう。

山についたら、なんと、遭難者発見！　山小屋がもうすぐなのに、行き倒れちゃってる。

アナタは遭難者の背中をバシバシ叩きます。でも、アナタには身体がないので、遭難者は
気付きません。

アナタは耳元で叫びます。【起きろ～！！　もうすぐ山小屋だ～！！】

どれくらい叫んだでしょうか。遭難者は目をさまし、這う（はう）ように進み始めました。

【あの茂みの向こうだよ！　１００メートルもないんだよ！　もうすぐだよ！】

遭難者はズリズリと進みます。やがて日が沈み、雨が降ってきました。

アナタは山小屋に行って、登山者達に叫びます。

【外に人がいるよ！　誰か気付いて！！】

そしたら、奥で寝ていたお姉さんが起きあがり、キョロキョロしたかと思うと、無言のま
ま外に出ました。

「どうしたんだい、あの姉ちゃん」
「雨の中、出て行っちゃったぜ」
「もう夜だぜ、止めろよ、遭難するぞ」

「おい！　どうしたんだ？　どこへ行くんだ？　戻れ！」

お姉さんは歩き続けます。雨の中を・・・

アナタは叫び続けます。【こっちだよ、あの茂みの向こう！】

お姉さんは時々、目をこすり、首をかしげながら歩きます。

山小屋からオジサンたちが走ってきました。

「どこへ行くんだ。遭難しちまうぞ！」

「いえ、すみません。頭の中で、声が・・・」

「あ！　人が倒れてる！！」


山小屋で遭難者は言いました。
　「頭の中で、声がしたんだ。もうすぐ山小屋がある。頑張れ！って」

お姉さんが言いました。
　「奥で寝ていたら、頭の中で声がしたの。外に人がいるって。
　　ドアの所が、ぼんやり光ってて、思わず出てしまったの」


アナタは思いました。身体はないけど、声は届くんだ。でも、かすかにしか届かない
から、普通の人は気付けないんだ。でも、寝てる時なら届くみたい・・・。

みんなが寝たあと、アナタは叫びました。

【今日、あの人を助けたのは、私だよ！　※※県※※市の・・・】

名乗るの？　私が？　そんなぁ・・（照）　そうだ！

【私は、富士山に鎮座まします神様であるぞ！・・・】

アナタが神様になった瞬間です（笑）


　きっと神様って、神様になろうとしている幽霊なのでしょう。だから、心がおだやかで
平和な人にしか、そのかすかな声は聞こえないのですね。

神社に行くとそんな幽霊が大勢いて・・、アナタのおじいさんもいたりして（笑）。

でも、幽霊さんたちも無理難題ばかり言われ続けると、ついムカッとして、祟りじゃ、神
罰じゃ～　となるのかも。修行が足りませんねぇ（笑）

じゃあ、本物の神様のような、えらい幽霊にお願いしよう！　ですって？　えらい幽霊は
きっと、自分勝手なお願いなんて聞いてくれないと思いますよ。清く正しく美しく努力す
る人にしか、力を貸してはくれないのじゃないかなぁ　＾＾。


合掌