国難
- カテゴリ:30代以上
- 2011/03/14 05:30:39
今回の、地震、津波で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
今は、まさに、国難です。
今日から、一部地域で、輪番制の計画停電が行われます。
権利意識を高く掲げることが、市民社会の発展の歴史だと刷り込まれた一部マスコミは、
この難局に於いても、不平不満を集約することが正義であるかのように、啓蒙活動に邁進されています。
私は、
在る事実、目の前の現実、それらを全て受け入れ、一丸となって粛々と乗り越えていく時期だと思います。
今回の津波で、
10メーターの堤防を4メーターも乗り越えて津波に襲われた地域があったと報道されていました。
海抜14メーターに驚きを以って報じられていますが、14メーターの津波というものは、それ程高くもありません。
カナダ奥地の渓谷などでは、数百メーターの津波の名残が残っています。
(それは、地すべりで山が湖に落ち、湖の水が渓谷を奥地まで駆け上ったというものです。)
日本でも、紀伊半島を歩いてると、
過去の南海地震時の津波の到達点は、数十メーターであった痕跡が見られます。
実際、和歌山、紀州辺りの古い集落は、海抜数十メーターの高台にあります。
高台の集落のみが生き残り、今に至るのでしょう。
最近の観光地や別荘地、ホテル、旅館等の収入源は海に面していますが、
生活の拠点は、高台にあるというのが、普通の光景です。
南海地震で津波が発生した時、大阪平野への水の流入は相当なものになるでしょう。
大和川は、太古から頻繁に氾濫しており、河内の内陸まで水没した記録は多く残っています。
大阪には、聖徳太子の建立で有名な四天王寺という、1400年を誇る古いお寺があります。
京都など、欠片もなかった頃から続くお寺です。
この一帯は上町台地の南端に位置しており、明治の頃までは住友の本家もここにあり、
大阪の旧家は、この一帯に本家を構えていました。
地震にも水害にも耐えた、歴史的に安全なエリアとでもいえるでしょうか。
谷崎潤一郎『細雪』四姉妹の蒔岡家も、本家をこの辺りに構えています。
今、大阪では、
数百年に一度の水害に備えて、下水設備、排水機能を強化していますが、
今回のような、千年に一度の災害を前には、それも心許ないでしょう。
また、歴史的に見ると、
一つの大きな地震が起り、プレートの内圧が低下すると、
隣接するプレートで圧力が高まり、地震が誘発されます。
今回の長野県北部での地震は、そういったメカニズムと考えていいと思います。
「誘発」という単語が適切か、一連の地震と見るか別の地震と見るか、
研究者によって意見の分かれるところですが、
時系列に並べると、大きな地震の後、一年ないし三年以内に、
隣接する地域でも大きな地震が起こるのは、歴史的事実です。
今回、
太平洋プレートが、そのエネルギーを発散したのであれば、
隣接するプレートでの地震、つまり、東南海地震も充分起こり得ます。
以上を考えてみて、
我が家の保険は大丈夫か調べてみました。
火災保険では、地震、津波等は保証されませんが、附随する契約として、地震保険があります。
この契約では、地震に伴う津波等の災害も保証してくれるようです。
地震保険には加入済みでした。
私は、
全体が難局に直面する時、危機から脱却する道は、
各人が先ず、自らの贅肉を削ぎ落とし、小回りの利く体勢にし、
自らの安全を担保して、
その上で、各人に生まれた余裕を、不幸にも被災した人達に向けるという方法しかないように思います。
当然、
危険を顧みず、自らの命を投げ出す行いには、心から敬意を払います。
しかし、
今、私に出来ることとして、
人様の手を借りずに、自らが存在する。
人様の手を借りずに、地に足をつけて立つ。
人様の手を借りずに、歩く。
どのような状況でも
これら、当たり前のことが出来る。
そのための準備から、始めていこうと思います。
では、また。。
スーパー堤防って、費用対効果がバブル期の試算だった気がします。。(゚o゚;
モデリングや試算って、私の大好きな分野なんですが、
まだ、最新データにバージョンアップさせていません。
今度、調べてみます~~\(^▽^)/~~
やはり・・・人の手を借りず・・・自分でできる最低限のことは自分でやらないといけませんよね。。。
これだけの災害になると、復興が大変ですね。
阪神大震災でも、未だに心に傷を持っている人や、
立ち直れずに、人知れず、命を終えられた方が多くいます。
全国ニュースでは扱われなくなり、それでも被災者のみが得ている教訓を、
今回の、復旧や復興に、何とか生かしていきたいですね。
はい。
前線で、お役に立つことは出来ないですが、
後ろから石を投げつけることだけは、するまい!
足を引っ張ることだけは、しまい!
何か、出来ることを考えて、過ごしています。。m(_ _)m。。
一人でも多くの人が、助かりますように。
出来ることを、無理をせず。。
先の長い援助を、絶え間なく。。
私は、そんな気持ちでいます。
関西人は過去経験した阪神淡路の教訓を生かして、まずわが身、その上で
自分がやれること!のスタンスができてるハズですから^^
今日、東京に行って自分の会社の東京の人の他人事ぶりには( ̄△ ̄;)エッ・・?
ってなって帰ってきました^^(誰しもがそうじゃないと思いますがね^^)
まずは、自分が救済者にならないようにすること。
その上で、出来る範囲でできることを考える、ですね^^
その方々の安否がやっと確認出来ました
皆さん無事でいた事が本当に嬉しく思います
被災地に行く事はまだ出来ませんが
仕事仲間に会いに行く事になりました
私に出来る事をしたいです
節電・節水・節ガソリン・・・
出来ることから・・・ししっちもやっていこうと思います^0^y
本当に。。
落ち着いて、立ち止まって。。
皆で、頑張りましょう~~\(^▽^)/~~
おはようございます。。^^
粛々と、日常を積み重ねることが、復興への道筋だと期待しています。。m(_ _)m。。
犠牲になられた方の冥福を祈りつつ、日本国民として各自ができうることして復興につとめましょう