Nicotto Town



未完の物語

家に帰ってきて、夕刊の一面を見た。
「ああ、とうとうきたか」
栗本薫さんの訃報だった。

ガンが転移しててかなり危ないという話は聞いていた。
出来れば、長い長い物語に決着をつけてくれないか、
と思ってた。

グイン・サーガを始めて読んだのは
高校生の頃。
友達に借りて、当時20数巻+外伝5冊を
2週間ほどで読みきった。
家だけでガマンできず、授業中も机の下で読んでた。
友達にもあきれられた。

読まなくなったのは90巻を過ぎた頃。
話が進まなくなり、キャラクターが変貌して
主人公のグインの矛盾に我慢が出来なくなったからだった。

それでも、完結したら
最終巻だけは買おうかと思っていた。
あの頃の思い出のために。
他の作品も読まなくなってたのにね。

それも叶わなくなりました。
今はただ、淋しく思うだけです。
ご冥福をお祈りします。

アバター
2009/05/28 20:29
わたしも本屋さんで126巻の表紙を見て
同じ思いをしました。
買わなくても、本屋さんでパラ見して
話の筋を追ってみたりするのも楽しみだったのに。

・・・でも、ながつきさんも不満をお持ちだったんですね^^;
アバター
2009/05/27 22:09
126巻「黒衣の女王」の表紙のリンダを見ながらため息をついてしまいました。
著者のための喪服よう・・・。
グインの新刊のたびにいろいろ不満に思うのも、けっこう楽しみにしていたんですけどねー。
ご冥福をお祈りします。



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