ピッタリ
- カテゴリ:仕事
- 2013/06/26 06:28:33
水蒸気蒸留をやっていた時のこと。
ブランクと測定する添加物を一定量入れた水との蒸留が終わり、2つの検体の蒸留も終わらせた時のことでした。
ベテランの方が「あぁぁっ!」と大騒ぎ。
何事かと見てみると、共栓付500mlメスシリンダーに蓋をしようとして、1つサイズが小さい別のもののガラス栓をメスシリンダーの口に入れてしまっていました。
メスシリンダーの口から5mm程入った所に栓の上面が来ている状態で止まっています。
逆さまにしても落ちないし、木槌で軽く周囲を叩いても同じ。
大きなビーカーの上で振ってみたら、かろうじて中身が10ml程染み出してきたので、それを使って測定することに。
その後も振ったり木槌で叩いたり超音波振動機にかけたりしましたが、栓が外れる気配はありません。
結局、翌日湯煎して中の圧力を上げて蓋を飛ばそうと言うことに。
ちなみにこのメスシリンダーは、1本五千円チョイ。