うぎゃっ!
- カテゴリ:仕事
- 2014/12/12 01:20:30
事業場排水の検体が7ヶ所8検体搬入されてきました。
1ヶ所が大小2つの設備があるためそこだけ2検体。
その水をビーカーに移そうとしたとき、何か蠢くモノが!
小さい方から採水してきた水には、長さ10~15mm程の糸くずのような生物が大量に、大きい方には糸くず生物が少しと直径2mm弱程度の円盤形の生物が大量に泳いでいたのです。
強アルカリで反応させる窒素や燐の試験では、アルカリを加えたとたんに死滅。
浮遊物の試験では110度弱で2時間焼いて水を飛ばすのですけど、2時間終わったら干涸らびて死滅。
まぁ、そう言うモノが生きていると言う事は、毒性のある物は含まれていないと言う事ですけど、見てるだけで気持ち悪い。
生物学的酸素要求量の試験では、糸くずもどきやら円盤形生物が酸素を消費してしまって誤差が出る可能性があるので濾過したのですが、これがなかなか濾紙を通らない。
結局、検査に最小限度必要な150ml濾過できるまでに2時間弱。
濾紙と残った水は、ハイターで消毒。