電話
- カテゴリ:30代以上
- 2018/02/19 22:59:48
最近、なぜか電話の事を思い出します。
小学生の頃、母はパートをしていました。
私は、『鍵っ子』だったんです。
母からは会社の電話番号を教えられていて、
「困ったら、電話するように。」と言われていました。
それで、どうしても親の許可が要る時など、電話をかけていたのですが、
ある時、母じゃない人が電話に出たのです。
その人は「Aちゃん?それともBちゃん?」と言っていました。
私が「ちがいます。ぷちの母をお願いします。」と言うと、
「あら、違ったのね。」と母と代わってくれました。
どうやら、私がわがままを言って「母に電話をしている。」と思われて、
会社の母の同僚に、『いじわる』をされたようでした。
その時に、家では、「会社に電話をかけてきなさい。」と言っている母が、
会社では、「娘が電話を小さな事でかけてきて困っている。」と
話しているんだな・・・と、なんとなく分かってしまいました。
私は、かなりの甘えん坊でわがままな子にされているんだな・・・と思って、
母の会社へ、電話をかけなくなりました。
本当に昨日・今日辺り気づいたのですが…
そうやって「わがままな子」に振り回されている自分を演出する事で
母は実家や周りの人に構ってもらえたのではないか?
そうして周りに甘えたかったから「娘をわがままな子」にする必要があったのではないか?
と思いました。