オリンピック終わるも内閣支持率は低空飛行
- カテゴリ:日記
- 2021/08/09 05:39:08
朝日新聞の全国世論調査では、内閣支持率が28%となったようだ。
残念ながら五輪強行開催の効果は、期待していた政権浮揚に表われる気配は無かったようだ。
しかしオリンピックは終わったものの、パラリンピックがまだ控えている。まだノルマは半分しか終わっていない。
今週は、お盆休みの方が多いと思われるが、オリンピックは終わってしまったので、テレビ観戦とはならないはずだ。
オリンピックが終わって何となくお祭り気分の余韻だけが残ったような気分がしているが、人は他の娯楽を求めて外へ出ていくのではないでしょうか。
新型コロナ感染は、しばらくは見えない山頂を目指して進む山歩きのような状況が続きそうだ。
少なくともパラリンピックと夏休みが終わらなければ、イベント関連情報に目が行ってしまうので人出は減らないだろうから、8月は既に病院は満床状態なので感染しても入院は拒否される。
台風に対する安全確保以上に新型コロナへの安全確保は命がけとなる状況だ。迂闊に外出はしないことだ。
新型コロナは、新たにラムダ株が確認されているが、これもデルタ株同様に水際対策が万全では無いだけにいつ蔓延するか警戒が必要だ。
新たなラムダ株の感染力の強さは不明となっているが、すでに海外では感染が拡がっているわけだから、甘く見てはいけない、必ず内閣支持率に表われると先読みしてしまう。
いつまでもワクチン接種だけに頼るのが万全なのか、万全でないことも見えてきているはずだから、新たな作戦を検討しなければ低空飛行のまま支持率は上がらない。
さて、今回の東京オリンピック開催に賛否両論はあるだろうが初めから開催ありきの強行実施であるから、賛否を聞いたところで時間の無駄でしかない。
とりあえず、メダルだけは大量にもらえたのでアスリートにしてみれば嬉しいことであるが、庶民としては金でも銀でもどうでもよいと言う気がしてならぬ、単なる国家間の見栄しかないように思えてならぬ。
昨日の閉会式もどんな総括をしたかったのか、全然意図が分からず、1時間経った頃番組が終わったのかと思ったら、そのあともダラダラ何だか分からない演出があって海外選手も退屈であったようだ。
唯一記憶に残っているのは、次回開催国パリの動画映像が素晴らしかったですね。
これで思い出にならないノルマ五輪の閉会式が締めくくれたような感じでした。
オリンピックが終わったものの、パラリンピックどころではなくなりそうな新型コロナデルタ型変異株の感染拡大ですが、オリンピック効果がかなり影響しているようで増加に止まる気配は全く見えていない。
オリンピック観戦は、飲食店だけでなくとも盛り上がりを誘発してしまったことには変わりないので、このタイミングでデルタ型変異株が全国に蔓延したことには疑う余地はない。
今回の感染を抑え込むには、今までの自粛生活では通用しない。すでに巷に蔓延しているので、ちょっとした人ごみに居ても感染してしまう可能性があると思ったほうが、感染防止につながる。
最近は、高齢者の重症化が減ったと言っているが、死にたくないから自粛防衛しているだけだと思うが、最近また高齢者の感染が拡がっており、原因は子供や孫からうっかり感染する機会が増えたことだと思う。
そして若い世代は、死亡者が少ないと言われるが、それは医者と看護師が必死に治療に当たってくれるから、体力的にも回復できているだけで、必ずしも死なない保証は何もない。
今後、デルタ株からラムダ株が加わり、また新たな変異株が現れ、新型コロナウイルスが消滅する日は果たしてくるのだろうか、とマジにウイズコロナを考えてしまう。
コロナ感染で危険なのは、接触感染よりも飛沫感染でもあるエアロゾル浮遊感染が一番大きいと予想する。
エアロゾルは、落下しない小さな飛沫がいつまでも浮遊している状態なので、長い時間滞在すればそれだけウイルスを吸い込んでいるので、一番感染しやすい。
酒を飲む飲まないの誤った話ではなく、狭い密閉空間にずっといたならば感染する可能性が非常に大きいと言うことだ。
感染防止のためにも効果の無い「ウレタンマスク」や「布マスク」は止めて、感染防止効果の大きい、不織布マスクをしっかり付けることが身を守る対策となる。
さて今日の株式市場、オリンピックが終わったが株価は下がるばかりで、好景気をもたらす気配など微塵もありません。
裏を返せば今が買いかもしれませんが、新型コロナ感染がピークに達したのを見極めてから買うのが良いかもしれません。
まだまだオリンピック効果とこの後のパラリンピック効果で、どれだけ感染者が増えるか分かりませんから、しばらく静観ですね。
エビデンスの無い売買は無駄に終わるだけである。