新型コロナを封じ込めなければ景気はしぼむ
- カテゴリ:日記
- 2021/09/04 05:17:21
今の社会、最大の問題は新型コロナウイルスの拡大にあるが、首相退任により完全に感染拡大防止対策リーダーがいなくなる。
昨日の東京都の新規感染者は2539人となり、前週の金曜日と比べ1688人減少しているが、地方の他県では減少しているとは言えない。
東京都の新規感染者は年代別で、19歳以下513人、20代666人、30代474人、40代405人、65歳以上146人となっており、20代以下が増加していることが、今後の感染拡大に火種とならないか心配される。
もし若年層の感染拡大が始まったら、酒提供の禁止対策など何の効果も無いわけで、そろそろ飲食店から暴動が起きてもおかしくないと思ってしまう。
これから冬に向かって室内にいる時間が多くなるので、感染リスクは何倍にも拡大し、インフルエンザの時期になれば昨年のように旨くいくとは限らないので、大慌てになることも予期しておかなければいけないだろう。特に医療体制がここでも逼迫するのが予見できそうだ。
現状でも高給料を出しても医師が見つからない状況なので、今から備えることは山ほどあるのだが、新型コロナ対策の統制者が不在のままでは波乱の年末を迎えるだろう。
さて今の問題は、9月12日の緊急事態宣言解除期限ですが、解除できるはずもなく延長になるのだろうが、期限を切った緊急事態宣言はどんな意味があるのか理解できない。
期限を切ることは、そこで新型コロナ対策が終わることを意味しての上だと思うが、そのエビデンスは全く何もないのだから、何となく緊急事態宣言を出しているとしか国民は受け取れない。
とにかく巷に無症候感染者がうようよいる状態では、おちおちと街中を散歩も出来ない状況なので、ワクチン接種よりも検査体制を強化して陽性者を自粛隔離にもっていく習慣を一般化していくしか、以前の生活に戻ることは出来ない。
無症候感染者を増殖させるような生活様式では、一向に感染者は減ることはないし、無症候感染者がいることで街の賑わいも消えてしまっているので、景気が良くなることは永遠に来ない。
無症候感染者がいるかぎり、陽性者は自然発生してくる仕組みが出来上がっている。
しかるに無症候感染者の撲滅に金を思いっきり使うべきだ。
さて話は怖いほうへ移るが、現在新たな変異株が国内で確認されていて、ペルー由来のラムダ株、コロンビア由来のミュー株、の2種類あるが、国内感染はオリンピック開催前の頃だと思うが、政府公表が隠していたと思えるほど遅い。
この1~2か月の間に拡散していたらどうするんだと怒るところだ。
このまま行ったら、日本も世界と同じように毎日何人もバタバタ死人が出ることになるかもしれないと、想定外だらけのこのご時世だから、真剣に考えるべきだ。
本当に日本政府は、新型コロナウイルス対策を甘く見ているから、一向に解決に向かわないわけだ。
首相なんか誰でもいいから、新型コロナウイルス変異株の怒涛を食い止めなければ、退陣では済まないぜ。