ニシン
- カテゴリ:占い
- 2022/03/13 17:30:08
ニコットおみくじ(2022-03-13の運勢)
こんにちは!前線の影響で、全国的に午後から雲が広がる。
夜にかけて雨の所が増え、北日本の一部では雪も。
沖縄は晴れ。
気温は平年より高い。
【ニシン】 鰊 鯡 青魚 春告魚 Clupea pallasii Valenciennes,1847
Pacific herring
☆ニシン目ニシン科の海水魚です。
<概要>
体長は30cm前後になります。
細長く側扁をしています。
腹びれは胸鰭、頭部から離れています。
鰭には棘はありません。
腹側正中線に稜鱗があります。
*稜鱗・・・硬く尖りました鱗
〇名前の由来と語源
@鰊
漢字では、東国の魚という意味があります。
*東国・・・東北、北海道
@鯡
魚に(非(あらず)という意味です。
江戸時代にお米の穫れない松前藩が代わりにニシンを年貢として微集しました。
@二身
「二身」というのがありまして、内蔵と取り去りまして2つ割りにします。
その身を「ニシン」であるとしました。
@学名
学名の小種名の「pallasii」とは、ペーター・ジーモン・パラスさんに
献名しましたことによります。
〇Valenciennes さん
アシル・バランシエンヌ(Achlle Valencienne)1794-1865
フランスの動物学者です。
ジョルジュ・キュビエさんと共に『魚類の自然誌』を刊行しました。
国内で水揚げをされます多くの魚を記載致しました。
〇Pallas さん
ペーター・ジーモン・パラスPeter Simon Pallas)
ドイツの動物学者です。
主に冷水域の魚を記載しました。
・ホッケ類
・アイナメ類
これらの国内海域に生息をします多くの魚類を記載致しました。
〇生息域
海水魚です。
〇産卵期
群れで沿岸域を回遊致します。
沿岸の浅い海域の海藻が繁茂しました場所に産卵を致します。
〇分布
北海道西岸、風蓮湖、能取湖周辺、青森県尾渕沼周辺、宮城県万石浦、
茨城県涸沼周辺。
稀にではありますが、島根県大田市と相模湾にも生息をしています。
〇生態
<系群>
@大規模回遊群
北海道サハリン系ニシン:外洋性で大規模に回遊をします。
北海道西岸からサハリン南西岸にかけまして産卵を致します。
★激減
北海道ニシンの主要でしたが・・・
1950年に激減をしまして、現在に至ります。
@小規模沿岸回遊群
・茅部(かやべ)ニシン:沿岸性で小規模な噴火湾産卵群です。
・石狩湾ニシン :石狩湾沿岸で産卵回遊をします。
・田代島ニシン :厚岸湾、厚岸湖で産卵をします。
・湖沼ニシン :北海道の汽水湖や青森県尾尾渕沼、
茨城県の涸沼(ひぬま)に生息をしています。
<北海道で漁獲されますニシン>
時期や体色、そして大きさにより・・・
・春ニシン
・夏ニシン
・冬ニシン
このように区別をされています。
@春ニシン
・走りニシン
・群来(クキ)ニシン
・産卵ニシン
・鼻白ニシン(ハナジロニシン)
・鼻ニシン(ハナグロニシン)
このように呼ばれています。
@産卵・回遊
3~6月にかけまして、北海道やサハリン等に産卵回遊を致します。
〇成長
北海道では早いものは、約2年で成熟をしまして、
約3~4歳で産卵成熟を致します。
〇産卵
厚岸湾等で早い時には、11~12月頃から始まりまして、
北海道西岸では、3月下旬~6月下旬に致します。
@卵
沈性で粘着性があります。
そして、塊状になっていまして、海藻等に付着を致します。
*海藻等に付着した卵・・・子持ち昆布
@孵化後
☆大きさ
半年 :約10cm
1~2歳:約15~22cm
3歳 :約25cm
5歳 :約30cm
7歳 :約32cm
〇漁法
・刺し網
・定置網
〇選び方
目が赤くなっていないもので、腹等を触ってみまして硬いものです。
〇味わい
@旬
産卵群で異なりますが、寒い時期から春が安定をしています。
@体の特徴
・鱗:薄く取りやすいです。
・皮:非常に薄く、弱いです。
・骨:柔らかく、小骨があります。
白身で血合いが大きく目立ちます。
脂は混在をしていまして、皮下に層を作っています。
<注意>
生食は、アニサキスの危険があります。
〇料理
・塩焼き
・酢じめ(マリネ)
・刺身
・煮付け
・フライ
@名物料理
<鮮魚>
・かまくら焼き(松前周辺)
・ぬた(北海道西岸)
<身欠きにしん>
・三平汁
・山椒漬け(福島県会津若松市)
・にしんこぶ(京都府京都市)
・味噌煮(福島県会津若松市)
・加茂なすとにしんのたいたん(京都府京都市)
・にしんそば(京都市南座そばの「松葉屋」さんが元祖(1882年))
・天婦羅(会津地方全域)
・田楽(会津若松市)
〇加工品・名産品
・子持ち昆布
・子持ちわかめ
・卵巣を塩漬けにしたもの
・干し数の子
・崑菜にしん
<鮮魚加工>
・子持ちにしん丸干し
・にしん三五八
・切り込み
・糠にしん
・糠漬け
・本乾身欠きにしん
・麹漬け
・にしん漬
・鰊漬
・にしん麹漬け
・棒煮
<卵巣>
・塩数の子
・干し数の子
問題 horing「ハーリング」
北海で獲れますニシンの一種をある国では沢山食します。
ある国を教えてください。
1、スウェーデン
2、オランダ
3、フランス
ヒント・・・ 〇ハーリングの食べ方
1日酢漬けにしました生のニシンを塩抜きにしまして、
そのまま食します。
もう1つの食べ方は・・・
骨、頭や内臓等を取り除きましたハーリングに、
玉ねぎの微塵切りをかけまして食します。
ハーリングの尻尾を持ちまして、
顔の位置まで上げます。
そして・・・
パン食い競争のようにパクっと食します。
さらにヒント・・・
〇同国
こちらの国の隣接国は、ドイツとベルギーです。
お分かりの方は数字もしくは名物「ハーリング」を食します国名を
よろしくお願いします。
・
お答えとコメントを備考をありがとうございます。
Yuyutaさん、素晴らしいですね。
正解です。
VANDELというスペルは、オランダの方に多いですね。
内容の方ですが、とても偉大な方を輩出なされておられるのですね。
勉強になりました。
どうもありがとうございました。
どうぞ今夜、そして月曜日もご体調を崩されないようにお過ごしくださいませ。
[著名な物理学者]
ヨハネス・ディーデリク・ファン・デル・ワールス(Johannes Diderik van der Waals)
・ファンデルワールス力
・ファンデルワールスの状態方程式
・ファンデルワールス半径