4月は新社会人もいれば退職者の人もいる
- カテゴリ:日記
- 2022/04/02 23:57:35
4月と言えば、とかく新社会人の門出をイメージされやすいですが、一方では会社を去っていく退職者の人も同じくらいいるのではないでしょうか。
まして新型コロナ禍の不況で希望退職を選択する人もいたりもするのでしょうか。
ここで注意したいのは、会社に行く必要が無くなったら何をして生活を続けるかを考えておかなければいけない。
昔の上司に1年間何もしなかったと言っていた人がいたが、おそらく本当だろうと思える。
現役から退職者になった時に変わるものは、収入源をどうするか、自由な時間をどう過ごすか、と言うところである。
退職すれば給料は無くなるので、年金あるいはその他の収入源を作る必要がある。ただ年金だけでは生活は非常に厳しいだろう。
退職時点では、貯金や退職金が沢山あるかもしれないが、毎月給料が入らなくなれば蓄えはあっという間に消えていくものである。
まして今年度は、物価高の追い打ちがあるから、楽な生活は期待できない。
もう一つの心配は、毎日やる仕事が無い人は体調を崩すこともあり得ることだ。
これも実際にある話だが、毎朝遅く起きて来てコーヒーを飲んで朝食を取ってから、テレビを観ながら何となく午後になってしまい、どこへも出かけず何もせず夕方になってしまうのだ。
そして夕食前に軽く一杯のような生活をしていると糖尿病になる恐れがある。
退職する予定の人は、あらかじめ収入源の当てと自由時間の使い方を決めておかないと最悪の第二の人生となる。
人にもよるが長生きすれば会社人生と同じくらい、これからも生きていかなければならないから、ご勇退と言われて喜んでばかりいられない。
自分としては退職前から、親から相続した土地の賃貸収入と年金収入に株投資益で最低限の生活は確保していたから、きっぱり会社を去ることができたのは大成功だと思える。
他に野菜の生産販売や鶏の卵販売なども趣味の領域で行っているが、少しでも小遣いが入ることは、おかずを一品増やすことも出来るので経済的に嬉しいものである。
そして時間の使い方も毎朝早起きして野菜の状態を確認したり、鶏に餌をやったりと結構忙しいものである。
そしてその合間に株チャートを眺めながら注文を入れるのも気分転換になって冷静な判断が出来る。ただし株投資は現物取引のみでなければならない。
他には山歩きや飲みに行ったりと好きなことがやれるので、会社生活以上に自分のスケジューリングをしておかなければ何となく1年が過ぎてしまうのが、この1年の成果である。
そしてもう一つ肝心なことがあるが、それは退職すると人との付き合いが会社関係者とは全く無くなるのである。
会社関係は仕事上の付き合いのようなものだから当然と言えば当然だ。
だからと言って退職してから新たな付き合いを探そうとしても趣味でも無ければほとんど無理である。
自分としては退職前からの飲み仲間か、近所や親戚の人ぐらいしかいない。
これから知り合いが増えるかというとなかなか難しいと思っている。
とにかく何も準備せずに退職すれば悲惨な人生が待っていると思って、退職前に考えておくことは大事なことである。
なにせ100歳は、まだまだ先にあるのだから。
さて新年度がスタートして今日、明日は寒気の影響で花冷えするが、月曜日から寒気が去り暖かくなるので、新社会人や新入生の賑わいが増えるであろうが、嬉しくないのは新型コロナ感染が徐々に増えてくることだろう。
4月は新たな出会いの時期でもあるが、裏を返せば新型コロナウイルスを拡散させる可能性が一番多い時期ではないかと推測する。
その理由は、知らない人に会う機会が増えることで、感染リスクも増えることが懸念されるからである。
現在、まん防も解除されて、新規感染者もテレビで淡々と放送しているだけだから、気にする人もどんどん減っていけば自然に感染者は増えて、4月半ばには相当の数になるのではないかと思うが、すぐにゴールデンウイークが近づいてくるわけで、感染爆発の危険性が大いにありそうだ。
今でも1日5万人程度の新規感染者が出ているのに麻痺しているように感じてならない。
特に自由人の私としては、人に会わないからどうでもいいことですが。