台風1号マラカスで今から暴風対策を考える
- カテゴリ:日記
- 2022/04/09 05:14:59
昨日、フィリピン東方沖に台風が発生した。
名前は、マラカスと言い強いという意味らしい。
通常この付近でこの時期に発生する台風は、西方の彼方へ行ってしまっていることが多いのだが、今年はちょっと違うようだ。
まず気象状況がいつもと違う。
ジェット気流が昨年から異様に南下し続けていることにある。
昨年の大雪もこのジェット気流が影響しているが、この夏の天候にも大きく影響する可能性がある。
今のジェット気流は、シベリア方面から日本海側へ流れ込むものとインド方面から太平洋側へ流れ込むものがあり、日本列島で合流している。
そのため南側の気流は、台湾を中心に通過しているので、フィリピン北部付近から台風の進路を東に向ける力が働く。
台風自体は、自ら進路を決めて進むことは出来ないので、当初は貿易風に押されて西へ進み、貿易風の渦によって北へも少しずつ押されるため、北上するが、偏西風(ジェット気流)に突入すると、東へ進路を変えさせられる。
今年の台風は、フィリピン北部付近から、北東へ進む可能性が大きいので、大型台風が襲来する頻度は大きいと予想するので、ハザードマップを今から確認しておいたほうが良い。
現在のフィリピン沖の海水面の温度は、28度超あるので急発達して大型となると思われるので、過去にも日本上陸の台風はあることから進路に注意が必要だ。
またフィリピン東海岸付近にも台風の子どもがいるので、親子台風なんてあるのかどうか、動向を見ていく必要もありそうだ。
それから今年の夏も南方の海水温が高いことから、高気圧に覆われれば猛暑になることは確実であろうと思われるので、電気料金値上げや電力不足でてんやわんやしそうな気がする。
いずれにせよ、猛暑対策と暴風対策は、今から考えておくことが大事である。
今日は、台風1号の上昇気流にのって暖かい空気が上空に運ばれ、日本上空の高気圧へと流れて下降気流となったため、夏のような暑い1日となった。
今年は、フィリピン付近の上昇気流の流れが、活発になっている様子が見られるので、暑い夏になると予想される。
明日は高気圧の後ろ側に入るため、暖かい南風が流れ込むので連日暑くなりそうだ。