黒海艦隊の旗艦モスクワの沈没で戦況はどうなる
- カテゴリ:日記
- 2022/04/16 19:19:16
長さ186.4mの旗艦モスクワが、ウクライナのミサイルで沈没させられたことは、ロシアとしては絶対に認めたくないはずだ。
ただ現実として、ウクライナはミサイルを命中させるだけの能力を持っていることが実証されたことになる。
ここで推測ではあるが、単にミサイルが当たったから沈没したのかどうかなのだが、もしかすれば旗艦モスクワの弾薬の格納場所を特定してミサイルを撃ち込んだのかもしれません。
確実に沈没させるには、原発攻撃みたいに相手の弾薬を狙えばと考えたのではないか。今の技術ではピンポイント攻撃は簡単であるだろう。
とにかく黒海艦隊の旗艦を失ったロシアとしては大打撃となったはずだが、認めれば形勢不利と受け取られてしまうからだ。
ロシアはウクライナ東部と南部へ兵力を集中させて総攻撃を仕掛けるのだろうが、ウクライナも最新兵器の支援を受けているので、まず指揮系統を混乱させるために黒海の艦船を沈めるであろう。
東部と南部への抗戦は、空と陸から最新兵器により効果的な抗戦をプランニングしていると予想する。
ウクライナ軍は、ロシア軍の兵器にも精通していることから、抗戦についても最新兵器を駆使して効率的に実行していくものと考える。
ロシア軍が、急遽初めて総司令官を任命しているが、果たして指令系統が整っているのか疑問なところもある。
ロシアは、対ナチス・ドイツ戦勝記念日の5月9日までに勝利宣言を行い、軍事パレードを行う準備があるはずだが、あと期限は3週間しかないのである。
どのタイミングが総攻撃の始まりか分からないところだが、まずはミサイルをバカスカ打ち込んでかく乱させてから、前進して来るのではないだろうか。
ただ旗艦モスクワの沈没で、軍事作戦を修正することになっているのではないかと推測する。とりあえず首都キーウをミサイル攻撃して、ウクライナをかく乱させ時間稼ぎをしているとしか見えないのである。
5月9日の戦勝記念日を目前に焦るロシア軍は、どんな戦術をいつ仕掛けるか油断をしてはならない時にすでに入っている。