広島・原爆の日
- カテゴリ:日記
- 2022/08/06 23:08:29
最近の若い人では、米国が日本に原爆を落としたことさえ知らないということも聞く。そもそも私も当時に生まれていたわけではないから、原爆投下を見たわけではない、親から子どものころに聞かされただけであるから、現状のことなど全く知らないのと同じであるが、核兵器を使うことには反対の人間である。そのうえ埼玉なので親も出征したわけでもないし、戦争被害が酷かったわけでもないので、親からの話も悲惨な現状を伝えてくれたとは思っていない。
だから国内でも核兵器の悲惨さを理解している人がどれだけいるのかと思うが、それよりも日本以外の外国の人たちがどれだけ核兵器使用の結末を想像する機会があるのだろうか、日本の思いとはかけ離れているように感じてならない。
確かに国内で核兵器廃絶をアピールすることは必要であるが、それ以上に海外、特に近隣の最悪三国に核兵器使用の結末を想像させることを訴えなければ、他の核保有国も簡単に丸腰になろうなんていう勇気のある国は無いだろう。
日本の役割は、平気で核使用をチラつかせる輩と交渉することで世界平和を築くことではないだろうか。核廃絶はグローバルなことだ。
ところで8月に入ってから朝晩は秋の気配を感じるようになってきたが、太平洋高気圧も勢力を弱めてきているので、大陸高気圧に押される形で梅雨前線と言われてた雨降りは秋雨前線となって日本列島にやがて横たわると予想する。ただ太平洋高気圧の縁は日本列島にかかっているので、昼間はしばらくは暑い日が続くと考えられるが、現在の偏西風が日本を通過後、太平洋一面に渡って蛇行をしているのが気になるところで、今後の天候が読めない状況だ。