鳥インフルエンザ感染で鶏は処分される
- カテゴリ:日記
- 2023/01/02 01:01:49
平成4年度の農林水産省のサイトには、鳥インフルエンザ発生状況があるが、野鳥が20道県130事例、家禽が22道県49事例、飼養鳥が5県7事例が掲載されていて、鶏の感染例は家禽のほとんどが該当する。
つまり今冬は鶏の世界でもインフルエンザは大流行していて、もし感染すれば同じ鶏舎にいる鶏はすべて殺処分されてしまうのだ。鶏の場合、人間のように治療などと言う考えはないので即成仏する運命となる。例え感染していなくとも同じ鶏舎にいたことで一生が終わってしまう。
それを考えれば、今後も飼料の高騰に加えて鶏の減少で鶏卵価格が上がることは必至であろう。
さて鳥インフルエンザも渡り鳥からのウイルス感染が原因であるが、鳥の場合には鳥同士の直接の接触感染や飛沫感染はないと考えるが、感染した鳥の糞を吸い込めば鶏も感染する可能性は多分にありそうだが、現状は対策にこまねいているところであり、新型コロナウイルスと似通った状況には変わりない。
年末休み(29日~)に入り新型コロナウイルス感染者は減少しているが、医療機関が年末年始休みであることや体調が少し悪くても帰省や旅行の移動中で検査を受けることが出来ないことも、感染者数に影響していると考えたほうが良さそうで、年始の仕事始めの頃には感染者が増加するのではないか懸念されるが、仮に増加が顕著であるならば何らかの規制対策は必要ではないだろうか、検査を受けることは感染者を見つけることであり減少対策にはならないので、抜本的な対策を見つけ出さなければ医療機関や保健所の忙しさは永遠と続くだろう。
推測ではあるが、行動規制をなくしたとしても一部の人たちは旅行やレジャーなどへ出かけているだろうが、その反面現状の感染状況を見れば例年行っている行事などは一切中止となっているのが現状なので、このままの状況が続くなら外出に慎重にならざるを得ない人が多いから、日本全体が新型コロナウイルス出現前の経済社会に戻ることはほぼ不可能ではないかと考える。
さて正月になって、すでに餅を詰まらせて窒息死する事故が起きている。特に高齢者は、入れ歯などでは餅が噛み切れず喉につかえてしまうことになりかねない。やはり周りの人が小さく切ってあげる配慮は必要なことだろう。特に孫たちに教育して置けば、なおさら喜ばれることに違いない。
ところで新年の課題は山ほどあるが、まず安全保障政策にある。反撃能力について、どう考えるかである。反撃とは日本に攻撃をしてきた敵国の軍事拠点を攻撃することを言うのだろうが、日本が攻撃をすれば敵国は報復攻撃を行ってくるだろう。そもそも日本へ先制攻撃を行ってくる国があるなら、それは侵略攻撃しかありえないだろう。そんな敵国に一度の反撃攻撃をしたからと言って引き下がるとは到底思えない、自ずと戦闘激化のスパイラルに引き込まれていくだけであり、戦争へ突入することは避けられなくなるだろう。軍事費増税よりも重要なことが見落とされている気がする。