トルコの連続大地震は対岸の火事ではない
- カテゴリ:日記
- 2023/02/07 23:15:42
トルコでマグニチュード7クラスの地震が続けて発生した。トルコは断層が多くプレートが集まっているところであり、プレートの移動により大地震が発生している。日本でも断層は多くあり、プレートの移動で大地震が起きることも同じである。トルコ・シリアでは建物の倒壊などで5,000人超もの死者が出ているが、日本だったなら津波での死者が出ることになるだろう。
ところで地震等の災害は、天気が良いとか日中とか都合の良い時に発生するものではない、トルコでも雪が降り積もった中での建物の倒壊である、氷点下の真冬にどこで寝ればいいんだろうと心配される。おそらくトルコでもこの真冬に大地震が起きるとは誰も想像していなかったのではないかと思う。現在、各国から支援申し出が続々と出ている、ウクライナ、ロシアもその中に含まれる。
日本では、時々思い出したように南海トラフ地震などのニュースが出てくるが、いざ地震が発生したらどうなるのだろうか。その時が南岸低気圧が通過している時だったら、大寒波が南下して大雪が降っていたら、災害はいつ起きるか予想できないのだ。少なくとも地震が発生したら、どんな行動をとるか決めておかないと手遅れになることは確かだ。倒壊、地滑り、津波などそれぞれの住む場所で災害状況が違うので、秒単位の判断が求められるから、あらかじめ対応を決めておかなければいけないだろう。
さて最近の天気ですが、春を思わせるほど暖かい日がありますが、これからは三寒四温の天気が続くと思われる。今のシベリア上空は、平年の寒気なので極端に寒くなるとは考えられないので、日ごとに春が近づいてくる季節感を感じられるだろう。
ただ春になるのは、ウキウキワクワクして嬉しいのだが、ご存じ花粉の飛散が始まる。今年は昨年の夏が暑かったことから、大量の花粉が製造されている。2日前に山歩きをしていたら、1メートルくらいのスギの枝が折れて落ちていたが、スギのつぼみがびっしり大量に付いていて驚いたくらいだから、今年は最大級のスギ花粉の嵐になるのではないだろうか。
ところで天気と言えば、欧州つまりウクライナの地面凍結の状況であるが、欧州全体の上空が寒気に覆われているから、戦車を走らせることも可能な時期になるだろう。おそらくロシアが昨年に侵攻を開始した日より前倒しになるのではないだろうか、それは苦戦することを前提にしていると考えていればそれほど時間的な余裕が無いからである。地面凍結が溶けて泥沼化になると戦車が立ち往生することを昨年経験しているはずだから、大規模攻撃は早くなるだろう。ここで期待したいのは、寒気が早く欧州から去って春を連れてくることである。そうなればロシアの戦車部隊は、役に立たなくなるので、ウクライナからのドローン、射程の長いミサイル、供与されるであろう戦闘機の攻撃で、ロシア軍の拠点を一斉攻撃するだろう。なぜならウクライナは、戦争の長期戦は望んでいないから、早期決着を目指すはずだ。いずれにせよその時期は近づいてきている。
さて最近ひたすら少子化対策と言っているが、出生が増えたのはベビーブームの時代があったからで、現在の出生数は第2次ベビーブームから毎年減少傾向が続いていて増加に転ずる気配が見当たらないのが現状だ。戦後の第1次ベビーブームの子どもたちが、第2次ベビーブームに生まれているのだが、それ以降はベビーブームは起こらず坦々と減少に向かっているのが今の時代だ。つまり自然現象ならぬ自然減少なのである。戦後子どもの出生数が増えたのは、2回のベビーブームがあった時だけなので、3回目のベビーブームを起こさなければ、自然増加はあり得ないだろう。今現実的に人口を増やそうとすれば、1夫婦3人以上の子どもを持つことが必要と考えるが、果たして支援金のニンジンだけで馬車馬のように走り出すだろうか。戦後は、馬車馬のように働かなければならない時代だから、経済的にも安心感があったから子どもの数も多かったと考えるが、今そのように考える人はどのくらいいるのだろうか。人口も経済も自然現象としか思えないのである。