上空11,000mには巨大な太平洋高気圧
- カテゴリ:日記
- 2023/07/16 02:07:29
上空11,000mには偏西風が流れているが、今日の偏西風は異常だ。通常、偏西風は西から東へ流れているが、今日は関東沖を中心に巨大な高気圧の渦を形成している。今の時期は、太平洋高気圧が日本列島を覆うことは当然なのだが、通常はもっと低空で張り出している。それが今日は、偏西風が高気圧の渦を形成している。偏西風の気温は、現在-35度であり100m下がれば0.6度上がるので、偏西風から吹き降りる気流は地上では31度まで上昇する。ここに梅雨明け間際の通常の太平洋高気圧からの暖気が流れ込むため、31度に気温が上乗せされるので、予報どおり今日は気温が何度になるか予想できないが猛暑になることは確かだ。
今日は、三連休ともあって道路渋滞も起きるだろうから、ガソリン代節約も考えれば車の遠出は控えたほうがよさそうだが、猛暑からは逃避したいのでいつもどおり定峰峠に出没しよう。標高は600m程度であるものの峠なので茶屋に入っていれば結構涼しい、遠くの避暑地に汗をかきながら行くよりずっと経済的なのだ。
午後4時自宅に着いた、玄関前の気温は38度だ、思わず水風呂に入ったのは言うまでもない。たった標高差が600メートル違うだけで、地獄のようだ。
昔、テレビ映画でやっていた核戦争の後の光景が浮かんでくるほどの不快感に包まれた。