淀みにはまった台風6号の行方は
- カテゴリ:日記
- 2023/08/07 00:53:24
台風自体は、自力で前進することが出来ないため、例年なら偏西風に乗って北上して行くのだが、今年は偏西風が樺太付近まで北へ離れてしまっているので、偏西風の力を借りることが出来ない。そのうえ太平洋高気圧が、台風6号の南側へ張り出せば押し上げてくれるのだが、現在は日本列島上空に太平洋高気圧が強く張り出しているため、台風6号は行く手を阻まれ奄美大島周辺で迷走している。また日本の南には、大量の積乱雲が発生して集まってきているため、淀んだ気流の流れが出来てしまったと思われるので、台風6号が淀みから脱出できるかが、微妙なところだ。予報では、九州の西寄りを北上すると思われるが、海面水温が29度超にもなっているため、勢力が増すので厳重な警戒が必要だが、果たして速やかに脱出できるのか今のところ読めないところである。
また北海道には、この時期に前線が横たわってしまっている、梅雨前線なのか、秋雨前線なのか、太平洋高気圧と偏西風の位置が変わらないかぎり、雨降り状況はしばらく続くことになりそうだ、いつもの夏の北海道とは違うと思ったほうが良い。
なお今の気象状況は、例年とは全く違う気流となっている、特に太平洋では北緯40度付近まで全般的に海面水温が高めにもなっており、秋から冬の天候には変化があるのではないだろうか。日本の四季は、昔とは変わってしまうかもしれないだろう。
さて8月に入りウクライナ情勢であるが、新たな段階に作戦が進んでいると推測する。昨日、クリミア半島を結ぶチョンガル橋が、ストームシャドーの攻撃を受けた、ここが寸断されればロシア軍の補給路が閉ざされるため、ロシア軍の孤立化を進められると同時にクリミア半島を軍事的に包囲する作戦に出るのではないだろうか。追加になるが、チョンガル橋の東にあるヘニチェスク橋も攻撃されたようで、これでクリミアからウクライナ東部への物資輸送は完全に遮断されるのではないだろうか。次にクリミア大橋の再度の攻撃が予想されることは明らかであるが、ロシアの防衛網突破をいかに行うか、ウクライナ製水上ドローンの性能をテストしている段階ではないだろうか。
すでに黒海沿岸を水上ドローン艦隊が防衛体制を築きつつあると予想するので、今月は大胆な作戦が展開される可能性がある。
ウクライナは、ロシア6港を危険地域と警告していることから見ても、攻撃対象としていることは明らかだと読み取れる。すなわち黒海を押さえなければ、穀物輸出が出来ないと考えているだろうから、予想しない展開があり得ることである。
またウクライナでは、F16をモチーフにした新切手が発売されたことは、F16登場も近いとも読み取れるが、クリミア半島と黒海の制空権確保を狙うことも考えられるので、いずれ新たな展開は起こるだろう。
久々に選挙に行ってきた。
昨日の埼玉県知事選挙は、投票率は23.76%で予想通りのワースト1位と過去最低であったが、特に論戦となる具体的な案件が取り上げられているわけではないので、その表れではないだろうか。
そもそも与野党相乗り候補の現職の再選となれば、反旗を翻す動機もない結果であろう。