危険な台風7号で伊勢湾台風を思い出す
- カテゴリ:日記
- 2023/08/10 03:58:07
お盆休みに台風7号は、日本へ上陸をするとみられるが、今のところ進路は東海に向けて坦々と進んでいる。台風7号は、台風6号に比べて渦巻の面積が巨大である、どれだけ暴風雨の影響を受けるか海上を移動しているだけに想像がつかない。中心気圧は、950hPa程度であるが、渦が日本列島を飲み込むくらい広いので、お盆休み期間は全国的に大荒れとなるだろう。
そして嫌な記憶が思い出される、大被害を出した伊勢湾台風である、仮に東海に上陸すれば中部を横断して日本海へ抜けるコースになるが、台風7号の東側には、広範囲に雨雲が広がっているので、関東への影響はかなり大きいと予想する。
中心気圧は、伊勢湾台風に比べると小さいかもしれないが、海面水温は高いままであることから、最大の勢力で上陸する可能性が大きい。今度の台風は、東日本に襲来することは確実なので、今から備えをする必要がある。
今日の台風7号の動きは、小笠原付近を西へゆっくり進んでいるので九州へ向かうように思えるが、13日には太平洋高気圧が東へ移動してしまうため、本州付近にはブロックする気流が無くなるので、一気に台風7号は本州へ上陸する可能性が大きい。お盆休みだからと言って迂闊に出かけると、交通渋滞の中で大嵐に見舞われる最悪の事態も起こり得る可能性がある。ただでさえ帰省ラッシュの高速道路で、暴風雨に見舞われたら身動きできなくなりガス欠で帰れなくなることを計算に入れて、出かけることである。特に高速道路は、風当たりが強くなるので、簡単に横転してしまう可能性があるが、台風の中では救助もままならなくなると思うことである。
今日の台風7号を観察していると、やはり太平洋高気圧が東へ移動しているので、間違いなく一気に北上する可能性が大きいので、東海または関東に上陸すると考えてお盆休みのスケジュールを考える必要がある。また今日は、台風の目がはっきりと見えるように発達してきたので、このまま巨大化して日本列島を襲うことになりそうだ。お盆休みは、迂闊に旅行などに行っている場合ではなくなる状況になる可能性がある、新幹線、飛行機、高速道路、通勤電車、すべての交通手段に支障が出ることは明らかだ。不幸な目に遭いたくなければ、出かけないことである。思い出したくないが、どうしても伊勢湾台風を思い出す。
さて猛烈な台風が直撃すると一番困るのは、果樹農家ではないだろうか、我が家は趣味でやっているので、梨、リンゴ、アーモンド、柿、栗、ポポーなるものを栽培しているが、今は梨やメロンが収穫時期ではないだろうか、台風が直撃すればすべてがパーになるのである。また大雨になれば、露地物のスイカなど水没してしまう恐れもある。
また台風7号は、お盆時期を直撃するので、帰省や旅行などで出かけられたとしてもどこで足止め(例えば新幹線、高速道路など)を食らうか、全く予想が出来ないのが今回の台風である。たとえ気象予報士でも予測は無理だと推察してしまうのであるがどうだろう。今回の最善の策は、どこへも出かけないことであろう。
話は全く違うが、楽天が携帯電話の契約者が500万人に達したようであるが、おめでとうと言うべきであろうか、既存事業者と比べたら桁違いであるが、果たしてシェアをどこまで伸ばせるのか。日本の人口が、だんだんと減る中で契約者を増やそうとすれば、他社から乗り換えてもらうしかないが、果たして採算が合うのだろうか。そもそも携帯電話事業は、固定電話から自動車電話を生み出して、その先が携帯電話事業となったものだから、楽天に固定電話の基盤が構築できているのか、と不思議に思うところである。
携帯電話をかける場合は、例えば北海道から発信すると最寄りの基地局のアンテナが電波を拾い、交換機で番号を識別して、相手が九州にいるなら、光ケーブルを伝搬してから九州の交換機を経由して、相手側の最寄りの基地局のアンテナから、携帯電話を呼び出すわけなので、必ず固定電話のバックボーンが必要になるのだが、果たして採算は・・・である。
今朝の台風7号は、昨日に比べて目が大きくはっきり見えるので、急速に発達していると考えられる、右側の雨雲の塊もいっそう群をなしてきているので、勢力はますます拡大している様子が見られる。また大陸高気圧が東へ追いやられる原因が、台風7号の勢力拡大によるものと考えられるので、確実に北上して日本上陸となるだろう。風速が50m/s前後で上陸する台風は、経験がないがすべてのものが飛ばされると思わなければいけない、人や車は当然だが、家の屋根が飛んだのを見た記憶もある、とにかく何でも飛んでくるので、外へ出たら命が無いと思わなければいけない。沖縄に住んでいたら暴風雨の凄さが分かるが、埼玉では伊勢湾台風以降は、荒れ狂う台風の記憶は無いので甘く見てはいけない。
ところでニュースだ、本日財務省が国の借金について発表したが、1276兆3155億円となった。一人当たり1025万円払えばチャラになるのだが、そんな国民はいないだろう。だからと言って何も考えず無駄遣いばかりしていれば、返済不能な状態に陥ることは自然の成り行きだ。しかも金利上昇させれば借金が償還できなくなる事態になることは明白だ。ゆえに今日の円が、144円台の円安に走った結果になったのだろう。