再び伊勢湾台風の襲来か
- カテゴリ:日記
- 2023/08/12 20:05:52
台風7号は、台風6号以上に勢力を拡大して、関東から近畿までのどこかに上陸することは確実である。ただ日本近海の気流の流れが複雑なので、明日にならないと正確な上陸地点は予想できないが、暴風雨圏はかなり広いので本州全体に大きな影響が出ると思われる。かつて昭和34年に襲来した伊勢湾台風の記憶がよみがえるが、死者・行方不明者の数は5,000人を超えた、災害史上最悪の惨事となった。埼玉の我が家でも、昔の家だからおんぼろだったので、突風で家がバラバラに吹き飛びそうだったため、家の前の竹やぶの中にあるわらぶき小屋へ避難した。翌朝、自宅を眺めると瓦が庭へ散乱し、雨戸が吹っ飛んでいたが、家は立っていたので一安心した。近所のお宅は、屋根がふわっと鉄道の線路の上に降りていた記憶も残る。
今日は、すでにお盆休みに入っている人も多いだろうが、驚くのはガソリン価格が200円超のところが出てきた。原因らしいものと言えば、米国の利上げが後退したことを受け投資資金の流れが原油に移って買いが膨らんでいるので、1バレル80ドル超を突破してきているからである。OPECは、原油産油量を増産することは無いので、冬に向かって原油価格はますます上がる可能性がある。当然のことだが、精製して抽出されるガソリン価格も原油価格高騰の影響により、200円超が当たり前になる可能性も大いにある、政府が補助金大量投入すれば価格は下がるかもしれないが、借金が増えるので同時に内閣支持率も下がるのではないか。いずれにせよ期待はしないことだ。
昨日は、山の日であったことから今日は富士山頂に立っている人も多いと推測するが、今年は登山ツアーなども組まれていて、何もトレーニングもしていない素人が登山しているとも思われるが、そのような人は登山病にかかると思っていたほうが良い。なぜなら登山病がどんな症状か知らないから、多少体調が悪くてもツアーだから登ってしまうとかすれば、必ず登山病になることは明白だ。とにかく富士登山は、十分な事前トレーニングが必要なことは確かであるので、子どもが遊びで登る山でもないことはPRが必要だろう。しかも観光のごみ山にはしてもらいたくない心境だ、世界遺産の取り消しだってあるのだから、マナーのある登山の山にしなければいけないと考える。
記事で見かけたのだが、このお盆に北アルプス登山に出かける人がいるようだが、県警は安全登山を呼び掛けているようであるものの、台風7号は確実に襲ってくるのだから、少なからず身動きできなくなり救助要請する者も出てくると思うが、ベテラン登山者は気象にもベテランであるから、最悪ビバークも出来るだろうが、にわか登山者は出かけるべきではないだろう。後悔しか残らないことになる。
さてハワイのマウイ島では、山火事がハリケーンの風にあおられて街を焼き尽くしているようだ。不運としか言いようがないが、これもハリケーンつまり台風が被害を拡大させている。もし台風7号の襲来の中、火災が発生すれば同様なことも起きうることが考えられる。特に電線の切断や電気の漏電などで発火することもあり得るので、停電が発生したら注意すべきだ。
ところで政府も夏休みに突入だろうが、内閣支持率低下でも衆院解散・総選挙はいずれやらなきゃいけないはずだが、解散を先送りしたから支持率が上がる根拠もないし、野党側に政権奪取する考えも無いだろうし、いつやっても影響のない衆院解散・総選挙だから、結局最後の最後になるのでしょうか。ただ単独勝利はどうだろうかね。
今日になって台風7号は、当初より西寄りに上陸すると言う予報になっているが、昨日中に低気圧が関東沖から東北沖に発達移動した影響で、太平洋高気圧を強めたと考えられるため、台風7号を西へ追いやる形になったと見る。
今日の台風7号の動きから、明日は伊豆諸島の南西付近に達すると思われるので、太平洋沿岸も大波の恐れが出てくるので海には近づかないことだ、また陸地でも夜から風の影響が出るだろうから飛ばされそうなものは片付けることである。
台風7号の目の形が崩れてきたので、これ以上の発達は無いだろうが、海面水温が28度程度あるので、最大級の勢力で上陸することには変わりないから、13日の昼間に備えを行うことが必要である。特に食料と水は大事である。
ところで台風7号のあとには、すでに台風8号がいることを知っているだろうか。もともとミッドウェー島付近でハリケーンとして誕生したが、西へ移動していることで日本の気象観測エリアに侵入してきたため、台風8号として誕生したのだ。まだ渦は小さいが、やがて日本の南海上に現れるだろうから、目は離せないと考える。
今夜は、38年前に日航機123便が墜落した時と同じように蒸し暑く気だるい気候である。当時ニュースをリアルで観た人は本当かと思っただろう、まずは消息不明となってから、墜落場所の特定に物凄く時間がかかっていることである。埼玉には、航空機をレーダー監視している場所がいくつかあるが、何時間も特定できなく、墜落場所の報告も何度も変更されていた。これでよく飛行機を飛ばせるものだと思ったし、ボイスレコーダーやフライトレコーダーの分析公開もなかったし、実際のところ目撃者や生存者の証言が聞ければ真の原因がはっきりしただろうが、すっきりしないままに月日が過ぎたような気がする。乗客と乗組員の関係者以外は、年月の経過とともに忘却しているのではないだろうか、結局責任の所在はどうなったか知らないのである。