終戦の日のあとも戦闘は続いた
- カテゴリ:日記
- 2023/08/15 13:38:31
今日は、日本が国民に降伏を公表した日であるとともに、日本軍に戦闘行為を止めるように勧告した日である、あくまで日本が降伏を宣言した日であったため、その後もソ連などと戦闘が行われていたと故人から聞いている。一般的には、降伏文書に調印した日が終結したと解されるだろうが、いずれにせよ戦争が終わってホッとできた日には変わりないだろう。
戦争は、一度始まってしまえば、敵も味方も勝つまで続けるのが当然であるから、いつまで経っても終戦になることを予言できないのは過去の戦争からも明らかだ。もし今、戦争が始まったら弱者が敗退もしくは降伏するまで戦闘が終わることは無いだろうから、持てるものすべてを強行手段として使用する可能性は大きく膨らむだろう。
そんな中で防衛強化と言えども限界がある、敵基地攻撃をすればするほど報復攻撃を受けるのが今の世の中だから、第二次世界大戦の教訓をもとになぜ戦争が始まったのか分析をすれば、言い分が見えてくるはずである。ただ闇雲に抑止力を強化したからと言って戦闘にならないとも言えない、それでは意味を持たないし、抑止力がいつまでも使える神通力と言えるのか、それも不明だ。防衛力強化と言えども戦闘を開始すれば、国民が被害を受けることは歴然としている。
今日は、追悼の日であるとともに戦争をしない国をあらためて宣言する時期に来ているのではと、台風の中で感ずるのである。
埼玉での台風7号の影響は、風速5m程度の突風とゲリラ豪雨の心配ぐらいであるが、台風が来ていたら外出しないのが鉄則であると思っている。たとえ暴風雨圏内ではなくとも、いつもと違う気象であることは間違いないので、つまらないことで怪我や転倒したりすることもあるから、台風が過ぎ去るまでは自宅でビールでも飲んでいたほうが良かったとなるかもしれない。結局台風7号は、伊勢湾台風とまでに発達はしなかったが、台風6号と同じように進行速度が遅いので、大雨になる状況には変わりなかった。今後も熱帯化の影響で、太平洋高気圧が北寄りに発達すると思われるので、フィリピン沖で誕生した台風が日本を通過するまでには、のろのろと迷走しながら接近すると思われるので、台風情報は日々確認しておくことが必要だろう。
台風7号は、夕方は鳥取市付近に中心があると思われるので、今夜日本海へ抜けるだろうが、予想もしない規模の大雨を降らしているので、危険な状況にあることは間違いない。今後、台風7号は日本海で衰退するのか、日本海の海面水温が29度のところもあるので、北海道へ勢力を維持して襲来することも無いとは言えない、今年の気象は、全く予想もしないことが起こっているから、他人事で済ませることは出来ないだろう。
今のところフィリピンの東海上には、台風の卵となる渦は発生していないので、すぐに次の台風の襲来は無いが、海面水温が太平洋側のみならず日本海も高温になっているので、台風が発生すれば夏以上に発達する恐れがある、その理由だが秋になればめっきり気温は低くなる、しかし海面水温はしばらく高温のままなので、上昇気流は夏と同様に激しく対流が起きる、だが大気はすでに秋の気温になっているので、上昇気流で舞い上がった水蒸気は一気に冷やされ雨雲となるから、秋の台風ほど大雨を降らす恐れがあるからこれからの台風が危険である。昔から9月、10月の台風は、大型が多いと言う所以であろう。
さてお盆の期間中ですが、暦ではすでに秋の気配であるが、庭を眺めればアーモンドが生っている。ところでアーモンドシャワーって何だろう、我が家にあるアーモンドの実がパクリと割れているのを見かけた。正直なところアーモンドの収穫ってどういう風にやるのだろうかと思っていた。枝を切り詰めなければ、何メートルも高くなるので手で収穫することは出来ない、ましてリンゴやナシと違い小さすぎてもぐことなど出来ない。そこでエイッっと木をゆすったら、アーモンドの実がばらばらと降ってきた、あーッこれがアーモンドシャワーかと納得した生産者である。アーモンドやクルミは、目の健康に良いので庭に1本植えておくのも楽しみである、剪定を行えば高木になることは無いので、植えておく価値はあるだろう。なお果樹は、一般的に5年過ぎれば生り始めてきますね。